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恋する

するき、せーい、ちょっと

今日生も

二枚組

あー、ホタテュウキ

原作ーー

漫画

キャラクター原案ーしおん・ホタテユウキ

Kadokova【comicsA

恋する

奇生虫

20

ー三秋縋

原作ー

漫画ーーホタテユウキ

キャラクター原楽ーーーしおんよカテゴツキ

......

きゃせいちゅ、ちゅっ、

...

25

...

58

1.3.

00:0

第10話

11話12話

第11回の

ガインが

...

...

...

...

...

最終話

あとがき

はいじゃあ

今日はここまで

あの先生!

何かしら?

この間の部の

活動方針について

なんですけど...

あぁ

その件ね...

...でも

ごめんなさい

今日は先生

用事があって...

明日ちゃんと

相談に乗るからね

この後

学校を出ないと

いけないの..

...

第10話

ひじり

体調や症状に

変化などはないか?

投薬治療の方は

順調に進んでいる

...ひじり

無理矢理「君たちを

引き離したことについては

私も悪いと思っている

頼むから

解ってくれ

......

だが祖父として孫を

黙って見殺しにする

わけにはいかんのだよ

コンコン

先生!

少しいいですか?

ああ

ラガラ

ガチャ...

.....

...高坂さん

ガチャ

...佐薙さん

体調の方は

大丈夫...?

先生心配で

お見舞いに来ちゃった

な...んで...

やっとの思いで学校に

来てくれたのに;すぐに

入院しちゃうなんて

...

...本当に

残念だわ

不幸な事故にあったと

聞いてるわ...

どうして

佐薙さんばかり...

本当世の中

残酷よね...

あのね佐薙さん

先生はあなたの力に

なりたいの..

あなたのお爺様から

聞いたわ

ご両親のこと..

学校へ来なくなって

しまったこと...

お友達だって...

......

今の佐薙さんの

気持ち...

先生にもわかるわ

傷ついたのね...

苦しんだのね...

一緒に

頑張りましょう?

でも大丈夫

私も力になるから

ね?

...

...あら?

キレイな

ピアスね...

...

...?

先生

わっ?

どうして

ここに?

鷹雄さん!?

先生驚きすぎ

私もひじりの

お見舞いです

悪いけど先生

ちょっと外してくれる?

..あ

若いもん同士で

話すことがあるの

待って

鷹雄さん...

ちょっとだけ

いいかしら?

驚いちゃった

あなたいつの間に

佐薙さんとお友達に

なったの....?

いや

私は...

お嬢ちゃん

黙っててほしければ

言うことを聞いて

もらおう

佐薙ひじりと

友達に

なるんだ

そうなれなかった何か?

ですよ

佐賀ひじり

103

先生は

帰っていったぞ

ありが......と

本当に

助かった..

別に...

......

......

...その

どうして

助けたりなんか

してくれたの...?

私..

鷹雄さんに助けて

もらえるようなこと

何も

してないし...

むしろ嫌われる

ようなことばかり...

......

なんだ

すいぶん弱気な

発言だな

ていうか嫌われる

ようなことしてる

自覚あったのかよ

まあ昔のことは

お互い水に流そう

結局

あんたにとって

私は〈適任者〉じゃ

なかったってだけ

あの男に見る目が

なかったんだ

あんたが気に病む

必要はないよ

...あっ

そういえばコレ

...それに

私だって...

ちょっとデリカシーが

なかったって反省してる

今日はコレを返す

為に来たんだった

余禄と補遺

いや

借りてた本

ようやく

読み終わったんだ

私には...

全くわからな

かったな

それじゃ

たしかに

返したからな

...

何があったか

知らないけれどさ

この前学校に来たときは

ちょっとはましになったと

思ったのに!

今のあんた

最初会った頃より

ひどい顔してるよ

あの世に片足

突っ込んでる感じ

......

...余計なお世話か

まあお大事に

...待って

鷹雄さんにしか

頼めないことなの

一つだけ

お願い聞いて

くれないかな

......最初で

最期のお願い

何をすれば

いい?

コレを...

迷惑は

かけないから...

......

...いいよそれで

あんたの気が晴れる

っていうなら

俺は和泉加奈のことを

何も知らない

第11話

全てが終わったはずだ

佐薙ひじりも

高坂賢吾の説得により

投薬治療を開始した

長谷川夫妻も投薬治療を

再開して随分な時が過ぎた

既に体内の〈虫〉は

あらかた駆除されただろう。

歌虫薬によって感染者たちの

体内の〈虫〉も死滅し

全てが解決へと導かれる

「その筈なのだが、

何か釈然としない

あまりにことが順調に進み

すぎたからか...?

本当にこのまま事態が

収束するのだろうか。

妙な蟠りが残る

本当にこれでー

加奈の死は

報われたのだろうか

あの

あなたも加奈の

お参りですか?

加奈の友人か

なにかか...?

...さあな

あっ

ちょっと

待って下さい!

人違いだったら

申し訳

ないのですが..

何故

そう思った?

あなた、加奈のお父さん、

じゃありませんか?

以前加奈がちょっとだけ

父親の話をしてくれた

ことがあって...

......

雰囲気や仕草が...

加奈の言っていた特徴と

重なっていたので...

申し遅れました

桜井優美香と申します

加奈さんとは...

親友のような間柄でした

あの子について

いくつかお話を

伺いたいのですが...

話...か

加奈に親しい友人が

いたことさえ

今知ったくらいだ

加奈が家にいた頃は

仕事にかまけてほとんど

構ってやれなかった

娘について

知ってることなんて

他人に毛が生えた程度だ

悪いな...

お嬢ちゃん

あんたの力には

なれそうにない

他をあたってくれ

あっ

.....

甘露寺寬::

彼は一体:

加奈に何を

したんですか?

私が臨床心理士を志す

きっかけになったのも

加奈さんなんです

ちょうど一年ほど前に

彼女は急に人が

変わったんです

他人を拒絶して

自分の殻に閉じ籠もる

ようになって...

今でも思い出すん

です..

加奈のあの...

私に本気で怯えて

いるような目を...

.....

もともと神経質な

性格だったけど...

それでも私を拒絶

するようなことは絶対

なかったんです

まるでー

何かに取り憑かれた

みたいだった

ほう..

なかなかに

鋭いな

それがどうしても

気がかりで..

加奈の身に

何かがあったとしか

思えないんです

もし何か知っていることが

あれは教えてほしいんです

甘露寺寛は

加奈に何をしたんですか?

さあな

生憎こっちも

確かなことは何一つ

わかっていないんだ

しかしまあ

あんたが加奈の死に

違和感を抱くのは

当然だろうな

違うんです

まだ二十そこそこの

若い娘が自ら死を

選ぶようなー

加奈の自殺に

ついては

どういうことだ

加奈が自ら死を選んだこと

自体に違和感は

感じていないんです

納得してるんです

彼女の死を知らされた

ときはむしろ:

こう言うのはなんですが、

とてもしっくりきたんです

......

あなたもご存じかも

しれませんが...

彼女は昔からそれに

近いことは何度も

繰り返していました

なんていうかもともと

生き辛さの塊みたいな子

だったんです

放っておいたら

消えてしまいそうな子

だったんですよ

何だこの胸騒ぎは...

何か嫌な予感がする

腑に落ちないのは彼女の

自殺そのものではなく

人格の急激な変化の

方なんです

色んな患者の症例を読んで

学べば学ぶほど加奈のことが

わからなくなってくるんです

彼女の通院理由が

強迫性障害ーー

いわゆる加害恐怖に

該当するものだった

ことも今ではわかります

初めてだったん

です..

甘露寺という方と

加奈との間に一体

何が起きていたのか:

ですがその症状も

より大きな変化に付随する

表面的な変化に過ぎなかった

ように思えて...

加奈のことが

わからなくなったのが

私はそれだけが

知りたいんです

彼女はもともと

そういう子だったん

です

ドク

ドク

出会ったときから

生きづらくて生きつらくで

仕方がない...

私こんな世界とは

さっさとお別れ

したいの

ドク

ドク

いっ

...悪い

少し外す

長谷川祐二:

もしもし

どうした?

何か用か

用...ですか

そういうのじゃ

ないんです

ただ誰かの声が

聴きたくて...

でも話相手とか

僕には全然いなくて...

...おい

どういうことだ..

聡子は先に

いっちゃいました

僕もそろそろ

いくつもりです

和泉さん

色々とお世話に

なりました

では

さようなら

おい!

待て!

早まるな!!!

ガチャ

和泉さん!?

カチッ

もしかして

俺は...

肝心な何かを

見落としていたのか?

いや...今は目の前の

ことに集中しろ...

とにかく急ぐんだ...

開いている

ハ?

長谷川!?

..

クソッ!

瓜実先生...

瓜実先生

もしもし

瓜実先生...

実はちょうど

こちらから

和泉くん...

まずいことに

なった

至急こちらに

来てくれないか

ひじりがー

第12話

......

メッセー・

第12話

高坂さーん

松尾

高坂さんの引っ越し

っていつになるん

でしたっけ?

来週だね

急ですね

どうしてこんな

中途半端な時期に?

そんなことより

......

今の場所だと通勤に

少し不便だからね

投薬治療を始めてから

四か月が過ぎた

治療が進むにつれて

生活は大きく変わった

一番大きかったのは

潔癖症が治ったこと

ほどなく次の仕事が

見つかった

何もかもが

とんとん拍子に

行った

人間ぎらいも

回復した

...そう全てが

順調だった

つい数か月前まで

自分が社会不適合者

だったことが

不思議なくらいに

おかげで

新たな出会いも

多くなった

そうそう

それで一度食中毒に

なったんです

八歳くらいのとき

でしたかね

釣ってきた

アイナメを家で

刺身にして家族で

食べたんですよ

とてもおいしかったん

ですけど深夜になって

急にものすごい腹痛に

襲われたんです

本当に死ぬ

かと思いましたよ

アニサキス症だろ?

あれは大の大人でも

悶えるらしいから子供に

とっては地獄だろうね

元潔癖症の高坂さんなら

その辺の話題には疎いと

思っていたんですが

本当何でも知ってますね

ハハ

あれ

よくご存じですね

知り合いにそういうのに

詳しい子がいたんだ

その子の

受け売りだよ

知り合いって

お友達ですか?

いや

友達というのとは

少し違うかな

じゃ

じゃあ彼女さん

とかですか?

子守り...?

五か月ほど前に

子守りのアルバイトを

していたんだ

うん

その子から

聞いたんだよ

高坂さん

子供とかめちゃくちゃ

苦手そうに見えますけど...

.....

でも引き受け

なければならない

事情があったんだ

なるほど

それにしても

アニサキスについて

教えてくれる子供って

いうのも中々に珍しいんじゃ

ありませんか?

そうだね

僕もまだ

一人しか出会った

ことがない

なぜだろう

職場にも上手く馴染めたし

人間ぎらいだって...

それなのに

虫〉の影響下からは

脱せた自覚はある...

どうして

僕は未だに

佐薙のことを...

もしかしたらあの気休めは

的を射ていたのか...?

なしでよ

〈虫〉に宿主同士を

愛し合わせるような力が

あったのは事実だろう

しかし僕と佐薙は

それを抜きにしても:

虫がいなくても...

初めから愛し合えるように

できていたんじゃないか?

佐薙...

ハルルル...

おかけになった

電話をお呼び出し

しましたが

お繋ぎできません

でした

ダメだ...

ッ!

何度

かけても

繋がらない:

ッ!

..いや

直接会いに

行ってもいいんじゃ

ないだろうか?

向こう側ももう

断る理由も

...

佐薙が僕の連絡に

気づいていない

はずがない

返事をよこさない

理由は一つだ...

彼女は僕のことを

忘れたがっている

おそらく佐華も

駅虫に成功し〈虫〉の

支配から逃れることが

できたのだろう

正常な思考を取り戻した

ときには既に...

僕への想いなど

一欠片も残って

いなかったのだろう

これで良かったんだ

佐華と過ごした日々は

一つの夢!

...

美しい

夢だったんだ

高坂さん?

ずいぶん長いあいだ

放心してましたね

もうすぐお店

閉まっちゃうみたい

ですよ

今日はこれぐらいに

しておこうかな

すまない...

それとも松尾はまだ

飲み足りない?

どうします?

もう一軒

行っときます?

いえ

もう十分すぎるくらい

酔っ払ってます

どうやら

そうらしいね

ええ

...高坂さんがちょっと

格好よく見えるくらいには...

酔ってますよ

.....

ゴクッ

重症だね

帰って寝たほうが

いい

そうですね

そうしましょう

バタン

いや...

もうわかりきっている

結局..

僕はまだ心のどこかで

佐薙のことを

引きずっているのだろうか

情けない話だ

フッ

僕はまだ十七歳の

少女に片思いしている

ピンポーン

.....

こんな時間に

一体誰が...

ガチャ

よう

よう

元気にしてたか

和泉さん?

一体なんの

用ですか

上がってもいいか?

それとも

まだ潔癖症は

治らないか?

いえ...

どうぞ

...あなたがここに

来たってことは

多かれ少なかれ

〈虫〉に関する何かが

持ち上がっているという

ことですよね?

正解だ

何か問題でも生じたん

でしょうか?

......

逆に訊ねたいんだが

あんたはなんとも

ないのか?

...最近何か妙な

変化はなかったか?

いえ

これといって際だった

変化はありません

この通り順調に

回復しています

おかげさまで

人間ぎらいしも

治りました

僕の中の〈虫〉は

一匹残らず死に絶えた

みたいです

それは違う

あんたの〈虫〉は

まだ消えちゃいない

...何を言って

いるんですか?

再就職にだって

成功して

この通り

僕は潔癖症では

なくなりました

あくまで小康状態に

あるだけだ

どうしてかは知らないが

あんたの体内の〈虫〉は

薬剤耐性があるらしい

確証があるわけじゃないが

それ以外に

考えられないんだ...

今は一時的に鳴りを

潜めているが...

薬を飲むのをやめて

しばらくすればすぐにでも

元に戻るだろう

そして

それは

とても幸運なこと

なんだ

幸運?

あんたの〈虫〉の生命力が

飛び抜けて強かった

ことに感謝しろって

ことさ

......

あんたを除けば

駆虫薬は〈虫〉の

感染者たちに極めて

有効に作用した

そして体内の〈虫〉が

死に絶えたとき!

宿主である彼らもまた

死を選んだんだ

寄生している〈虫〉の数が

「定数を超えた宿主は

まぁ妥当な

推論だ

甘露寺教授も瓜実先生も

〈虫〉が感染者を自殺させる

という点では見解が一致

していた

人間社会で生きていく

ことに耐えられなくなって

自ら死に身を委ねるん

じゃないか...というのが

彼らの考えだった

あの二人じゃなくたって

そう考えたことだろう

...だがそこには

致命的な誤謬が

あったんだ

俺たちは

自殺ー「異常」である

という前提にものを

考えていた

そこが落とし穴

だったんだ

研究が進むにつれて

様々な事実が

浮かび上がってきた

どうやらこの寄生虫...

確かに終宿主は人間だが

人間なら誰にでも寄生

できるわけではないらしい

というかもしろ

ほとんどの人間には

寄生できない

体内に侵入できたと

してもすぐに免疫で排除

されちまうようだ

しかしごく稀に

だが...

あんたたちみたいに

虫を排除するどころか

手厚く保護する体質の

持ち主がいる

まるで積極的に

〈虫〉の寄生を受け入れて

いるかのようにだ

ここから先は

あょいちょい俺の主観が

入ってくるがー

確かに〈虫〉は宿主を

孤独にするが「それは宿主の

死とは無関係だった

そもそも〈虫〉には宿主を

自殺させるような力なんて

なかったのかもしれない

というのもひとつ

瓜実先生の調べで明らかに

なった新事実があってな

それは〈虫〉には宿主の

負の感情を抑制する

力があるってことだ

怒り悲しみ妬み憎しみ...

宿主に生じたあらゆる食の

感情は〈虫〉によって弱められる

詳しい機序は

わからないか

ある種の神経伝達物質の

合成に必要な酵素を〈虫〉が

選択的に摂食するせいかも

しれないと瓜実先生は

言っていた

摂食...

そうだ

もしこの推測が

正しければ...

虫〉は...

宿主の苦悩を食物にしていた

という風にも解釈できる

宿主を社会から孤絶させて

いたのは苦悩を絶えず

供給してもらうためだろう

日常生活のストレス

程度じゃ食い足りない

ってわけだ

もしかすると

感染者たちは

それで俺はふと

こんな仮説を

思いついた

〈虫〉に寄生される

前からもともと病める

魂の持ち主ー

...

強い自殺願望

もしくは希死念慮の

持ち主だったん

じゃないか?

〈虫〉の宿主たり得るのは

放っておけば

いつか自殺するような

人々だったんじゃないか?

余分な苦悩を食べて

精神のバランスを

保ってくれるんだ

絶えず死に惹かれ

吉悩を持て余していた

人々の体にとって

この〈虫〉は願ってもない

益虫だったに違いない

そう仮定すると

これまでの疑問が

一気に腑に落ちるんだ

...そういうわけで

彼らは〈虫〉を排除せずに

受け入れた

独力では処理しきれない

苦悩を処理する器官として

取り込んだんだ

人に寄生するダニの中には

余分な皮脂を食べて

皮膚バランスを保ってくれる

やつがいるが

あれと似たような

もんたな

宿主と〈虫〉は

相利共生関係にあったわけさ

さて

そんな〈虫〉が

薬によって

駆除されて

しまったら

どうなるだろう?

それまで処理して

もらっていた苦悩は

たちまち行き場をなくし

宿主に一気に押し掛かる

俺たちは感染者たちの

自殺を寄生虫の

存在が原因だと

思い込んでいた

だが真実はそれと

正反対だった

〈虫〉に守られている

うちにすっかりナイーヴ

になった彼らにそれを

耐える力は残っていない

...従って免疫抑制機構を

作動させることが免疫関連

疾患の改善に繋がるんだけど

延命装置を失った

彼らの死の欲動を

押し止めるものは

もはや何もなくなる

翻って言えば

寄生者の不在

彼らの死は

寄生虫の不在が原因だった

それが俺の結論だ

それに一度繋がった

フタゴムシは二度と

パートナーを離さないの...

無理に引き裂かすと

死んじゃうんだ

このレギュラトリーT細胞

ってどうやら「宿主から

容認されている奇生者」の

存在によって引きだされて

いるらしいんだ

過度に清潔な状態が

現代人のアレルギーや

自己免疫疾患の増加を加速

させているってことだね

...さ

佐薙は...

佐薙はどうなったん

ですか?

あの子は

最初の犠牲者だった

恋する

こいするきゃ

奇生虫

あの子は最初の

犠牲者だった

真っ先に〈虫〉の不在の

影響を受けたのが

佐薙ひじりだった

ある朝

いつまでたっても孫が

起きてこないのを不審に

思った瓜実先生が部屋まで

行ってみるとー

...

床に横たわって

動かなくなっている彼女が

そこにいたらしい

大量の睡眠薬を

酒で流し込んだ形跡

と共になー

第13話

...そんな

...佐華が...?

だが安心しろ

佐薙ひじりは

まだ死んでいない

彼女はしくじったんだ

いささか過剰に

やりすぎた

死のうという意志が

強すぎたのがかえって

裏目に出たんだろう

薬の量も酒の暈も

多すぎて十分な効き目を

得る前に吐いちまった

あるいはただ途中で

怖くなって自分から

吐いたのかもしれないな

どちらにせよ彼女は

一命を取り留めた

彼女は大病院に

搬送された

ただー

ひとまず命に別状は

ないみたいだ

.....

彼女が自死を

図ったのと同日...

もう一つの不幸が

進行していた

まさに負の連鎖

だった

電話が来てすぐに

向かったんだが...

...残念ながら

間に合わなかった

そう

翌週まで長谷川夫妻の

一件で手がいっぱいだった

そのあいだに

長谷川祐二とその妻

長谷川聡子が自殺した

佐雑ひじりは

病室から姿を消した

姿を消した?

ああ

書き置きがあってそこには

ありがとうございました」

とだけあった

......

捜索願いを出して

俺個人でも連日捜し回ったが

ついに佐薙ひじりが見つかる

ことはなかった

ひょっとしたらあんたの

ところに来ているんじゃ

ないかと思ったんだが

はぁ...

どうやらその当ても

外れたようだな

...一体どこに

行っちまったんだか

俺はもう疲れた

結局俺たちのしていたことは

何もかも見当違いだった

患者を救うどころか

積極的に死に追いやっていた

そのままにしておけば

いいものを

瓜実先生はすっかり

気を落として呆けた

みたいになっちまった

俺たちがわざわざ

手を加えて台なしに

してしまっていたんだ

孫より先に

あの人が自殺しかねない

勢いだよ

はあ...

とんだお笑い種さ

勝手な話だが...

あんたと会うことも

二度とないだろう

和泉さん

佐薙ひじりが見つかり次第

俺は瓜実先生のもとを

離れようと思う

...なんだ?

死なないでくださいよ

ククク...

...あんたにそれを

心配されちゃお終いだな

じゃあな

〈虫〉と仲よくやれよ

好むと好まざるとにかかわらず

そいつはもうあんたの体の

大事な一部分なんだ

ガチャ

バタン

自殺未遂

いくら電話やメールをしても

佐薙が無反応だったのは

そういう事情があったからだ

佐華が連絡を返さなかったのは

僕を忘れたがっていた

わけじゃなかったんだ

虫が死に絶えたことで

押し寄せてきた死の欲動と

戦うだけで精一杯

だったのだろう

僕は佐薙のことが好きだ

不謹慎だが今はそれが

番嬉しい

虫〉も年の差も関係ない

この感情が

嘘だというのなら...

僕は死ぬまでその嘘に

騙され続けよう

ーとにかく

今は

佐薙の行方だ

佐薙が特別な

思い入れを持つ対象は

ごく限られている

タクシーを一台

お願いします

ゆえに選択肢はし

自然と絞られてくる

これといった

根拠はないが...

一つずつ

当たってみるしかない

お願いします

無事でいてくれ...佐殖

だってその

マフラー

一目でわかったよ

ちゃんと使って

くれてるんだね

......

すみません

忘れ物をしたので

一度戻ってもらって

いいですか?

鍵をかけ忘れて

いたのか...?

ガサッ

佐薙...

幽霊..

ではないよね?

さぁね...

確かめてみたら?

...どうして

...どうしてここに?

体は大丈夫なのか?

〈虫〉は死んだんじゃ

ないのか?

そんなに一度に

訊かないでよ...

ひとつずつ訊ねて

...すまない

体は大丈夫なのか...

......

ううん

実を言うと

まだあんまり体はよくない

でもあのとき私が

飲んだ薬の量を考えると

ただ自分の意思で薬を

吐いたことだけはうっすらと

覚えてる

これくらいで済んでいる

のは奇跡だね

お医者さんの話だと

薬を吐き出すのが

あとちょっと遅れていたら

手の施しようがなかったって

薬のせいで記憶が

あやふやでさ

詳しいことは

思い出せないん

だけど...

きっとぎりぎりの

ところで正気を

取り戻したんだね

そうだったのか...

...〈虫〉は

どうなったんだ?

薬で死に絶えたんじゃ

なかったのか?

...うん

私の中にいた〈虫〉は

全部死んじゃったみたい

ならなぜ...?

......

僕の〈虫〉?

今私の中にいるのは

高坂さんの体内にいた

虫〉なんだよ

あの日

コンテナの中で私

高坂さんに無理矢理

キスしたでしょ?

あのとき

高坂さんの〈虫〉の一部が

私の中に移動して

私の〈虫〉と交尾して

耐性寄生虫を産んで

いたんだよ

ぎりぎりのところで

生き延びられたのは

そのおかげ

結局

高坂さんの〈虫〉が

私の命を

救ってくれたんだ

何もかも佐薙の

ほうが正しくて僕が

間違っていたんだな

仕方ないよ..

私だって何か根拠があって

〈虫〉を大事にしていたわけ

じゃないもん

今回はたまたま

私の願望と事実が

一致していたってだけ..

高坂さんの判断は

安当なものだったと思う

それに高坂さんが私を拒絶

したのは私のためだったって

ことはわかってる

過大評価だよ

僕はそこまで

できた人間じゃ

ない

佐薙

戻ってきてくれて

ありがとう

こちらこそ

本当に嬉しい

戻る場所を

残しておいてくれて

ありがとう

最|終話

最終話

――では、寒気が

流れ込むでしょう

気温もお昼から夜に

かけて

この春最後の

こういうの以前の

高坂さんだったら

考えられなかったね

......

こうして外で

ものを食べられるように

なったのも

古本に触れるように

なったのもここ三ヵ月

くらいの話だ

...そうだね

でも和泉さんが言うには

〈虫〉が元気になったら潔癖症は

再発してしまうらしい

そうなったら

会社勤めを続けられるか

どうかも怪しいな

.....

そっか

じゃあ今のうちに

精一杯不潔なことを

楽しんでおかないとね

ねえ高坂さん

え?

私高坂さんとここで

初めて出会ったときから

こうなることが

わかってたんだよ

本当に?

...初めて私に声を

かけてくれたときのこと

覚えてる?

よく覚えてるよ

うん

あれは仕方なかったん

だよ

あれ

すごく無愛想な女の子

だと思った

人見知りするから

ヤドリギ...

あのとき

私たちが出会ったのは

あのヤドリギの

木の下だったの

外国ではクリスマスシーズンに

ヤドリギの下で出会った男女は

キスをしなければならないん

だって

そして私は最初に

キスをするなら

好きな人とって

決めていたの

だから私が高坂さんを

好きになるのは必然

だったんだよ

佐薙にしては

めちゃくちゃな

理屈だな

私も自分で

何を言ってるのか

よくわかんない

とにかくね..

私たちの恋は寄生動物

だけじゃなく寄生植物にも

支えられていたってことだよ

色んな寄生生物が

私たちの人生に深く密接に

関わっているの

.....なるほど

まったく...

寄生生物に頼らないと

恋もできないんだから

これじゃあどっちが

寄生者かわからないね

佐薙

空をごらん

...まだ冷えるね

...雪?

今日は一段と寒いと

思ってはいたけど...

まさか雪まで降る

とはね

とっくに最後の雪は

降り終わったと

思ってたよ

終雪...

えっ!!

いや...

できすぎかな...

名残雪::

佐薙

さっき言ってたね

ヤドリギの下だと

キスしなくちゃ

いけないって

うん

でも

クリスマスシーズン

の話だけどね

見なよ

桜が積もって

積雪しているみたい

その中に白鳥が

いる

雪も降ってきた

本当だ

それじゃあ

仕方ないか

こうして自然と

触れ合えるのは

今のうちだけだろう

しばらくしたら

潔癖症が再発して

また消毒液の日々が

はじまる

でもこの愛しい気持ちが

〈虫〉からの贈り物

なのだとしたら...

もうこの〈虫〉は僕たちの

体の欠かせない一部分だ

人は頭だけで恋をする

わけじゃない

僕はこの〈虫〉を

受け入れる

僕という人間は

虫〉を含めた上で

初めて僕と呼べるんだ

目で恋したり

耳で恋したり

指先で恋をしたりする

それならばー

僕が〈虫〉で恋をしたって

何もおかしくない

誰にも文句は言わせない

イチチ...

何か足りない

なあって

思ってたんだ

消毒液の匂いが

しないんだよ

私の中ではあの匂いごと

高坂さんの部屋って感じ

なんだけどな

うん

......

最近はそこまで

神経質に掃除をして

なかったからかな?

消毒液の匂いが

烈しい?

コン!

あらためて嗅ぐと

ひどい匂いだ

そう?

私はこの匂い

保健室みたいで

好きだよ

うん

高坂さんの部屋だ

病院みたいで嫌い

って人がほとんどだと

思うけれど

でも私は好きなの

...はあ

...このまま

眠っちゃいそう

おいおい

さっき公園で昼寝

したばかりだろう?

少し

そうなんだけどさ..

疲れてるみたい..

スーー...

......

私の命は..

愛する人との

キスによって

ポオオナ

ほんとう

「それが本当だったら

どれだけよかったことだろう

彼の体内でも

同様のことが起きた

それは間違いない

でもその結果、新たに生まれた

虫〉は同じではなかった

確かにあのとき

高坂さんの〈虫〉の一部は

私の体内に移動して私の

虫と有性生殖をした

耐性寄生虫が

生まれたのは

高坂さんのほうだけだった

私の体内では同じ

奇跡は起きなかった

薬剤耐性を持たない

無防備な私の〈虫〉は

駅虫薬によって

あっさりと全滅した

今の私は抜け殻だ

あし

死に両足を突っ込んで

既に半分死んでいる

ただ沈むのを待っている。

状態だ

今日まで

生きてこられたのは

その願いが

叶ってしまった以上

おそらくもう数日と持つまい

最後にもう一度

高坂さんに会いたいという

執念のおかげだ

ここに来る前に

遺書も

書き終えている

私は〈幸福の絶頂〉で

死を迎えたい

うっと

ずっとそうだった

生きるのが恐ろしくて

堪らない

何かを持っていなければ

自分には一生それが

昨年に入らないのではないかと

恐ろしくなった

何かを持っていれば

いずれ自分はそれを

失ってしまうのではないかと

恐ろしくなった

もっとも恐ろしいのは

一生誰も愛さず

また誰にも愛されない

ことだった

しかし人を愛し愛される

ことを覚えた私は

今度はそれを失うことを

何より恐れている

こんな恐怖に怯え続ける

くらいだったら

さっさと死んでしまった

ほうがましだ

死への傾性

自己崩壊プログラム

だったらせめてコインが

表を向いているうちに

すべてを終わらせたい

幸福と不幸は表裏「体で

私のような臆病者からすれば

ほとんど同義だ

結局どう転んでも行き着く

先は同じだった

一切が死に身を委ねる

論拠となる

それが私という人間なのだ

きっと

私は近いうちにこの生命に

終止符を打つだろう

これ以上はない

完璧な勝ち逃げだ

高坂さんを残して

いくことだけが心残りだ

謝っても謝りきれない

私がこれからすることは

高坂さんに対する裏切りだ

高坂さんがそのことで私を

憎んだとしても仕方ない

でも

そもそも私たち二人は

出会う前に死んでいた

はずなのだ

それが〈虫〉の力によって

一時的に延命され

愛し合う機会を与えられ

...ねえ

高坂さん

病める魂に

導かれるままに

自ら命を絶っていた

はずだったのだ

しかも片方は奇跡的に

そのまま生き残ることが

できた

最善の結末とは

言えないけど

私たちはもう

とっくに奇跡の連続で

ここにいるんだよ

いや...

それに私の死によって

証明できる事柄が

ひとつあるー

ごめん

起こしちゃった?

...佐薙

泣いてたの?

あれ

そして〈虫〉によって

維持されていた二人の恋は

片方でも〈虫〉の影響が

失われただけで破綻するはず

悲しいの...?

いやそういうわけ

じゃないの..

私の死は〈虫〉の影響からの

解放によって

引き起こされる

おかしいな...

泣くつもりじゃなかった

んだけど...

ゆえに死の直前まで

私が高坂さんを想い

まだ、高坂さんが私を想って

くれたということは、

むしろ

嬉しくて

しょうがないくらい

私たちは〈虫〉なんかに

頼らなくても

愛し合うことが

できたんだ

そっか

安心した

じゃあそれは

きっと正しい涙なんだ

...ねぇ高坂さん

いいこと

教えてあげようか

いいこと?

そう

いいこと

...あのね

私...

高坂さんが好き

うん

知ってるよ

そうじゃなくて

本当に好きなの

ふうん

ふっ

ふっ

なんだかよくわからない

けれど嬉しいね

...でしょ?

.....

好きなだけ

泣くといいよ

多分君は今まで

自分のために

泣かなすぎたんだ

...うん

:そうする

恋する

寄生虫

三秋縋

けに友情を貸し借りする仲になるが、借り物の友情

はやがて本物と判別がつかなくなっていく.....という

ために互いをスタッフと間違えてしまい、それをきっか

同じ場所でレンタルフレンドと待ち合わせをしていた

くれたのかもなあと想像しています

本作は当初、金で買った友情にしか安心を見出せ

ないレンタルフレンドサービス中毒者の大学生二人が

発言を目にしたホタテさんがさり気なく拾い上げて

う女の子がまさにそんな格好をしていますが、僕の

いうスタイルの女子大生という設定でした(鷹雄という

もともと黒髪パーマでもスコートにドクターマーチンと

佐薙ひじりは僕の描く、俺性の薄い人物たちの中、

ではもっとも「キャラクター」として認識されやすい女

の子で、おそらくヘッドフォン・金髪ショート・ピアス・煙

喜といった象徴的な記号がイメージの助けになってい

るのでしょうが、某所でも軽く触れたように、彼女は

COMMENTS:

ました。

私は仮にコミカライズをするのであれば自分の

納得できない点は全て・我流にするつもりの意気

込みで内容を拝読します。した。ですが内容を読ん

で驚嘆しました。あまりに隙がない。殆どの点に

おいて納得させられる内容、頭に浮かび上がる

出におした。...

二〇一七年の八月、不意に少年エースの現抽

当編集のHさんからコミカライズの仕事の誘いが

来た。私はコミカライズをする気など毛頭なかっ

たがために早々に切り、上げようとしていたが、い

さっ渡された原作を見てこの人が私のもとにこの

作品を持ってきたのは何か意味があると予感し

『恋する寄生虫』との最初の出会いは二〇

六年の十月、SNSで流れてきたしおんさんの表

紙絵でした。それは全くの偶然で、惹きつけられ

れるかのように普段全くしないコメントまで残し

たのを記憶しています。その頃は自分がこの作

品に携わることなど微塵にも思っていませんで

ホタテユウキ

が僕を生かしてくれていたのだと悟りました。

でした。理由は深く考ええないようにしています。

無理に治そうとしていたら、今頃そいつと仲良く

心中することになっていたかもしれません。このよう

に、『恋する寄生虫』は実体験に基づく話ではあり、

ませんが、実感に基づく話ではあるのです。

性質を持っていました。おいぶん後になって、それこそ

としていた〈何か〉は、ちようと本作の〈虫〉のような

ずっと気が楽だから。僕が思春期の頃に切り離そう

りは、自分自身に菓喰う何かに腹を立てる方が

分から切り離せる、他と区別できるように名づけら

れた〈何か〉であってほしい。自分自身に腹を立てるよ

この弱点について、いつもそのように考えています。それ

が単なる劣等ではなくて、少なくとも観念的には自

それが何かのせいであこれはいい。弱い人間は自身

端な年齢差を設定してみたら、途端に筆が乗ったの

くり来ず、思いきって主人公とヒロインのあいだに極

筋立ての物語だったのですが、書いていて今ひとつしっ

に支えられ成長できたようなものなのです。

コミカライズをする気なお金くなかったのに今

ではこの経験なしには自分を自分と言えないほど

どまでに大切な一部分になってしまいました。不

思議なものですね。

さて、『恋する寄生虫』という〝寄生者〟を受

け入れて私は次どこへ行くのだろうか。次こそ

やっと自分を描けるだろうか。最後までお付き

合い頂き誠にあり、がとうございました。

数々のイメージ。早く形にしたくて堪らない、早

く佐薙ひじりを描きたくて堪らなかった。

不思議な感覚だったんです。出会ってなかった

はずなのに何故か知っていたかのような、この出

会いも偶然だったはずなのにどこか作為的のよ

うな、第三者によって操られ導かれて出会えた

ような。作中の〈虫〉感染者同士が引き寄せ合

うかのように私のもとにこのお話が来たのも何か

この意味があったと思えててなりませんでした。

連載当初は心意気と実力が不釣り合いで背

伸びした拙い絵だったため、初めから読者の方々へ

満足させられる形ではなかったかもしれません。で

すがこれは高坂たちにとって〈虫〉のように、初めて

は自分に欠けていたものが原作という『寄生者』

〈虫〉がいなければ、私たちは出会うことさえなかったのだ。

原作ー三秋組

〈虫〉を駆除するために引き離された高坂と佐薙。

高坂は治療が順調に進み社会に適応していった...かのように見えた。

ある日の深夜、非常識な時間に突然インターフォンが鳴り響いた。

高坂が飛び起きてドアを開けると、そこにはやはり和泉が立っていて、

衝撃的な事実を告げられる。

〈恋する寄生虫〉によってもたらされた、「楔り人形の恋」の結末は

爆|三秋縋

漫画ーーホタテユウキ

キャラクター原案ーしおん・ホタテゴツキ

恋する

するきせいちゅう

寄生虫

1原発ーしおん、ホタテユウツ

KoddokuvatomlicaA

痺|三秋縋

琴店

KADOKAWA

2016.

恋すっ

いずるっきりせーい、ちょっと

奇生忠

フラッシングの

亮|三秋縋

漫画ーーボタテュウキ

キャラクター原案ーしおん・ホタテユウキ

漫画|ホタテコウキ

キャラクター原案ーしおん・ホタテユウキャ角

Kaddokeww.ComicsA.

角川コミックス・エース

恋する寄生虫☉

原作三秋縋漫画、ホタテユウキキャラクター固寒!!

三秋縋

キャラクター原案しおん・ホタテユウキ

2020年1月24日発行

Wer.OO1

CSuganuMaki2020

◎YukiHotate2020

©Shion2020

本電子書籍は下記にもとづいて制作しました

角川コミックス・エー一ス『恋する寄生虫☉』

2020年1月24日-初版発行

発行者一青柳昌行

発行・株式会社KADOKAWA

https://www.kadokawaco.jp/

編集企画コミットク&キャラクター局

少年エース編集部

●お問い合わせ

https//www.kackokavaco.jp/(「お問い1合わせ「へお進みください」

☆内容によっては、お答えできない場合があります。

☆サポートは日本国内のみとさせていただきます。

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装幀・デザイン有馬トモユキ

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この物語はフィクショシであり、実在の人物・団体とは関係がございません。

初出『月刊少年エースパ9年8月号、9月号(1月号)、12月号〜"20年2丹号

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SOOK~~WALKER