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AFIERNOONKC
市川奉子
宝石の国
市川春子
登場人物紹介
ベニトアイ
硬度〈六半
普通
でもこのメンバー
だと普重
アレキサンドライト
硬度ノハ半
二重人格。
クリンベリルに
会いたい
アメシスト
硬度
取品の片割れ
ひとりになりたい
時もなくはない。
フォスフォフィライト
硬度ノ三半
主人公。
がんばっている。
カンゴーム
硬度
元冬担当。
ひそめまゆには
理由があった
ダイヤモン
硬度ノ十
かわいい。
環境適応能力は高い
イエローダイヤモント
硬度
最年長。イレギユラーに弱い
という意外な一面も、
ジェート
硬度
ユークレースの頼り
がいがありすぎて大
心戸惑っている。
ボルツ
関度
心身共に強くなけれ
ばならない。それなり
のプレッジャ一を感じ
ている
ンンンッ
ユークレープ
硬度ノ七半
優しさと知性
みんなのことを考
えている。
スフェン
硬度
のんびり
木工したい。のんびり紙を
ペリドット
硬度〈六半
作りたい
はい
金剛の孤神さを
だいま、エーニー...
ルチル
硬度ノ六
元ぐれてた医師
パパラチアのことしか
考えてない。
、ミモルファイト
硬度ノ五
将来について真剣に
考えつつも、わりと毎
日楽しい。
ウォーターメロン
トルマリン
硬度ノ七半
毎日楽しい
第六十三話、遠景が
第六十三話「期待
第六十四話「或る日」
第六十五話「今日
第六十六話「自由
第六十七話、カンゴーム
第六十八話「変転
第六十九話「不変
第六十九話「不変
第七十話「未明」
どうぐのくに
第六十二話
遠景
Support.uswww.d.-zmanga.net
アレキ
段差あるよ
気をつけて
う
うん
ありがと...
おっと!
その声
ゴーシェ?
アレキパイセン
大丈夫?
あありがと
あんたも
行くのね
若いのに
大変すねー
その体質!
ゴーシェ!?
はーい
なんで
いんの?
寝る前に
カンゴーム
バイセンの
部屋の前通ったら
ほれはよ
だからちゃんと
やるべて!?
わかった
わかっ
僕も
行きたい
でーす!
はい...へっ!?
月へ行く
行かないの話
聞こえた
もんで
まっ
大丈夫っしょ!
若いってこわい
モルガは
いいの?
まあ
いいか
よし
じゃあ
これで
みんな
引き返すなら
今だ
カンコーム以外
おい
なんで俺だけ
強制なんだよ
だって僕と
組んでるじゃん...
フォス
大丈夫よ
おまえのせい
だけにはしないさ
おめーほとんど
寝てるかいねーかの
くせに厚かましいな
うん
自分で
決めたこと
だから
ええ
やはり
私の一存で
月へ行くことは
できない
しかも
パパラチアを
連れて
私が
いなくなったら
誰が
皆の治療を
パパラチアを
動かしたい
彼の価値を
取り戻したい
私の手で
せめて
先生の許可を
いただきたい
ダメなら
パパラチアは
置いて
私だけでも
先生
フォスが
いません
ダイヤと
イエロー
他にも数名
ルチル
あ
んのやろ〜〜〜...っ!!
ルチル!
ユーク
虚の岬
ぽよ
ぽよ〜ん
わさわ
月人を
はじめて
ちゃんと
触ったわ
ぽよぽよーん
ふわふわーん
彼はセミ
こうみえて
優しいやつだ
おまえ
月側すぎんだろ
ふしぎな
感じだなあ
フォス
なんで
パパラチアを
連れて
きたんだ?
なんでだっけ
え.....
あっ
......
...
ルチルに
楽をさせて
やりたい
......
って
言ってたよね?
パパラチア
ま
や...
しらん
けど...
こいつなら
言うかもな
セミさん
外って
見れるかしら
あ...
ダイヤ
今なら
大丈夫
遠くても
目立つわね
あのこ
第六十二話遠景〕おわり
第六十三話
期待
早い
きゃっ
えっ?
おかえり
そして
ようこそ
宝石諸君
歓迎する
あれも月人?
喋ってる
......よな?
ええ...
エクメア
その名前で
呼ばないで
くれないか
なんだ
こいつ
来てくれた仲間だ
ベニト
アイト
アレキ
サンドライト
ゴーシェ
ナイト
ダイヤモンド
カンゴーム
イエロー
ダイヤモンド
双晶
アメシストの
サーティ・
スリー
エイティ・
フォーね
まじ?
まじ
合ってる
あのこを
月に行かせるのは
かわいそうだから
そのまま
ごめん
まちがえた
ううん
髪型を逆にして
フォスをひっかけ
ようとしたら
だまして
ごめんね
いや
こちらこそ
......
将軍
ごくろう
だった
パパラチアだ
はい!
体の穴を
塞げば動く
かもしれない
インクルージョン
のない
同居がいい
☆宝石たちの体内にいる微小生物
わかった
合成コランダムの
在庫はあったな
最高品質の
暖色系のものを
全て出して
おいてくれ
私が
診る
パパラチアを
預かるが構わないが
砕くなよ
安心してくれ
粉にしないよ
君たちもね
特異体質の
アレキサンドライトは
どうする
ここでは思うままに過ごしてくれ
そのまま
という訳には
いくまい
アレキと相談する
わかった
それでは
宝石諸君
ゆっくりして
いってくれ
最初に
話して
おきたい
ことがある
じゃあ
これが
センパイ
たちって
こと...!?
そう
みんなは
粉にされ
月に
敷かれている
僕らが
取り戻したと
一喜一憂していた
破片はここで
作られた偽物で
計画的に
返されている
これも
さきほど話した
先生を動かすことを目的とした
計画の一部だそうだ
おまえさあ...
あのエクメアとかいう
やつの言うこと
全部信じるのかよ
めちゃくちゃ
怪しいぞ
あいつ
わかってる
だから
いつまで経っても
ただのひとりも
完全に修復しない
...とのことだ
だが全てが
嘘ではない
先生に直接
「先生は
人間の道具なのか」
と尋ねたら認めた
まじかよ
.....
ああ...もっと色々訊ければ
良かったんだけど...
先生めっっつっちゃこわい
なんか前より全然こわくて
ちょっと無理
それ単に
うしろめたいから
じゃないんすか?
アレキ
向こうで伝えられなくて
ごめん
信じて
もらうのは
難しいと
思って...
みんなを
粉から戻すよう
エクメアに
交渉する
いつ?
えっ?
まだ
してないの?
あ
それは
やっぱ
ある程度
月人っていうか
エクメアに
信用されないと
交渉は
難しい
かも
とは
いってきます
自ら月に赴き
仲間もいて
説明を尽くし
解決策を示せば自壊しない
と思ったんだが...
こんな
最終的な願いを
あいつに知られて
大丈夫だろうか
最も重要な
重要なことだと
悟られないように
突き当たりです
なんとか
うまく
...
フォスフォフィライト
だな?
あ...
その名前で
呼ばないで
くれるか
ああ
すまない
合金の腕は覚えているが、
も.....
しかし
先生を裏切るなんて
大胆なことをする
本当にラピスの頭を
つけたとは
エクメアに聞いた通りだ。
予測は難しいから
慎重にと
注意したつもり
だったんだ
でも
俺の体は
がつてなく快調だ
まいったな
術後経過を
診る
データも
とりたい
二〜三日
あまり激しい
動きは
しないように
わかった
よ
よかった
本当に...
宝石を
粉から
戻すことも
できるのか
試みよう
本当か
かまわない
ただし
.ああ
パパラチアとは
訳が違う
パパラチアとは訳が違う
気の遠くなるような時間がかかるぞ
気の遠くなるような
時間がかかるぞ
君の要望は
それで
すべてか
それでは
こちらの
要望だ
見ての通り
我々はまだ
無に成っていない
次の手に
期待している
〔第六十三話期待〕おわり
第六十四話
或る日
先生
お目覚めですか...??
ごめんなさい
歩けるか
レッドベリルが
はい
緒の浜の崖へ
皆を
捜しにいった
まま...
ルチルが
虚の岬の沖へ
先生
私が
フォスから
最初に
勧誘を
受けました
私が
おまえの所為ではない
ポルツが
深い沖へ
全員
いるな
誰も
反省の必要はない
シンシャ
来てくれたか
もう少しこちらへ
皆に
もう
少し
話せない
ことがある
私自身に
ついての
ことだ
有りえないほど
不可解で
不条理極まりなく
聞こえる
だろうが
私には
表現が
禁止された
内容があり
どうしても
全てを
伝えることが
できない
皆には
ただいま
可能な限りを
伝えるので
どうか聞いてほしい
私は
君たちとは
出自が異なる
存在である
月の
狙いは
古代生物に
..れ
....のために
た
私自身に
ある
私が
いなくなれれば
よいのだが
私は
自らを
壊すことが
できない
また
皆も
知る通り
また皆も知る通り
他力により
壊される
ことも
大変難しい
.....の後
長く地上に
ひとりで
あったが
ある日
新しい
鉱物生命体である
君たちが
出現した
最初に生まれた
レッドダイヤモンドは
体の構成要素と
構造が私と似ており、
かつてなく
近しい存在の生命体と
認識した
同時に
同時に
外見や動作に
古代生物の幼体との
共通点が
多く見られ
保護し
健康的かつ
文化的な生活を
付与すべき
存在と判断した
なんで
いろ
ちがうの?
君の赤色は
生成過程で
合有された
窒素の
隣の炭素原子
に欠けが生じ
ることにより
極めて希少な
赤
おなじが
い〜
弗素と
カルシウムから
成る
ハロゲン化
鉱物だ
我々とは
構成要素が
かなり違うが
たすけて
あげて
彼は柔らかい
フローライト
と呼ばれる
砂塵から守る
施設が必要だ
石英の巨石を
加工して
居住区としよう
今日に至る
私に幸福を
与えてくれた
君たちに
新しく
清らかな地を
用意したかった
今に至るまで
解決の道を探したが、
制約のある私では
君たちを
犠牲にしながら
闘争を永続させ
理想とはほど遠い
現在の状況を
維持することしか
できなかった
本当に
すまない
ここから
先は
私を置いて
いきなさい
美しい
宝石の生命体よ
君らの仲間である
かつての
フォスフォフィライトに
ついていくというのも
ひとつの道だ
〔第六十四話。或る日〕-おわり
第六十五話
今日
私による
君たちへの行いは
到底許されない
彼に従い
私を排除することを
推奨する
フォスフォフィ
ライトは
仲間では
ありません
俺は
都合の良い
仲間を選び
試し
欺いた
卑怯で
高慢
従うことは
できません
彼は一時的に
月に所属している
可能性が高い
最終的な目標は
私が発生させた
歪で稚拙な状況から
君たち全員を
救うことだろう
彼は
正しい
月に
向かいなさい
どうか
はじめまして
金剛
とても長く
生きてきたのね
大変だった
でしょう
僕は
ユークレース
今日から
やり直しを
提案します!
私による
君たちへの行いは
到底許されない
歪だからと
過去を
断ち切っては
やり直し
ようがない
今からは
違う存在として
協力し
補い合えば
僕らは
ずっと
幼いままです
違う結果が
得られる
はず
どうかしら?
寛容と
平等は
古代で
理想とされたが
一度も長く
保たなかった
言いたい
ことは
わかるわ
困ったわ
フォスのより
良い案だと
思うのだけど
ちょっとあまい
考えってことよね
少し
待って
くれるか
私には判断できない
......
久々に使う
機能なので
機能?
うまく
動かないので
フォスフォフィ
ライトより
正しいかは
予測外とし
過去になく
未来の生命体に
相応しい
案であるという
一点において
一時的に
承諾する
では
改めまして
よろしくね金剛
ユーク!
私に
与えられた
正式名称は
失礼
金剛
大慈悲晶
地蔵菩薩
という
君たちに
直接触れても
割れるような
超過敏反応は
起こらない
これだけは
意図的に
隠していた
すまない
私は本来
隷属する方が
得意だ
よろしく
頼む
隷属じゃなくて
対等ね...
聞かみえたわ
努力する
君たちの
前で
指導者らしく
振る舞うのが
何より
難しかった
常に
眉間にしわを
寄せていなくては
ならなかった
パパラチアは
どうなるん
です
今から考えましょう
私は
月へ
行きます
えっでも実際月きつそうじゃん...
月いやん
僕せんせ〜とやり直す
若くて失う物が
ないやつらは
黙っとれ!
どうする?
あらあら
ブルーゾなら
ユークが
正しいと
言う
俺は残る
即決?
うん
おまえら
道連れた
そんな
トパーズも
そう言うと思う
おい
さっき僕の前に
何か言いかけたろう。
べつ
ユークが
作戦を立てる
来い
やっ....!
に
ルチルは
元々ああ
たったな
なっかしさ
月人より
おいよ
第六十五話今日〕おわり
第六十六話
自由
我々すら
金剛を
憎めないで
いるよ
愛の装甲とも
いうべきか
ふむふむ
と王子が
では
皆様の宿泊所を
ご案内します
どした?
という話はしたかな?
は?聞いてない!
今の
王子の
マネです
にてる
〜!
え
装甲の話は
のちほど
え
うそ..
まあまあ
皆様
お待ちですので
えー・
こちら
でーす
すごーい!
おへや
ひろぉ~~~!
フォス様の
宿泊施設を
改築しまして
お一方
お一部屋ずつに
いたしました
ああ.....
そう.....
前回の
アドミラビリス
集まっちゃう問題を
踏まえまして
こちらの二名が
当施設の
コンシェルジュ
です
枕が固い
湿度が低いなど
なんでも
お申し付けください
砂にした
仲間を
元に戻してくれ
建築資材に
アドミラビリス
が苦手な
香料を配合
ご迷惑を
かけない
仕様に
変更しました
ああ...
そう...
ハバラチア!?
イエロー
パッ
ま
キバキ
手際良いでしょ〜?
先ほどの
皆様の
修復も
二人が
担当しました
あらゆる
資格を
持って
ます
はあん
起きたか
パパラチアが
いるの?
ああ
アレキ
ベニト
パパラチア
久しぶりね
クリソベリルのことは
すまなかった
あなたのせいでは
ないわ
アメ
エイティ・
フォーだな
あたり!
あの二人は
はじめてよね?
ゴーストの
中にいた
カンゴームと
新しく
生まれた
ゴーシェよ
さすが〜
でね
動いてるとこ
初めてみた〜
パパおにいさまー
さま〜
皆を砂から
再生するよう
エクメアに
打診した
よろしく
時間はかかるが
試みると
ああ
ダイヤ
元気そう
だな
パパラチアが
この通り
戻った
期待しても
いいと思う
よかったね
おにいさま
聞こえた?
伝説の
パパラチアだあ〜
生きるのを
さぼってた
だけだ
うっわやっぱ
かっこいいこと
言う〜!
あいつだ
ええ.....
あっ僕も百年寝てたときのことを
そう言おうそれ頂戴
装甲の話か
そうだ
エクメア
みんなを
戻して
くれん
だって?
エクメア
ありがとー
エクメア
しーっ!
こいつ
自分の名前
呼ばれんのやだとか
訳わかんない
やべーやつだから
あんま刺激すんな!
さっきもキレて
壁溶かしてたし
エクメア
ごめーん
金剛は人間に
好意を持たせる
物質を発する
金剛は
人間により
作られたが
全ての能力で
人間に優る
人間の
三分の一を
抱える我々も
微弱ながら
その影響を受ける
そのため
嫉妬と嫌悪の
対象となり
感情的理由で
廃棄される
可能性を
危惧した制作者が
補助的につけた
性能と思われる
長期かつ
近距離で
交流する
君たちへの
影響は大きい
脆く割れる君たちが
二人一組で
自発的に行動する
明らかな異形である
金剛への
無条件親愛に始まり
狭い地とはいえ
散開し
我々を待ち構える
種を守るための
効率的な
戦闘とは
とても
言えないな
むしろ
君たちが
中央にいる
金剛を守る
構造だ
金剛がそれを
放置しているのは
何度試みても
自身の性質から
原子配列さながら
自然とその形に
なってしまう
からだろう
よって
現状に
落ち着く
しかなかった
ここで
クイズだ
金剛は
人間にとって
最も尊いものを
君たちに与えた
美形
思いやり
元気
あい
くるしさ
何か
わかるかな?
ああ...
まあそれも
互いが...
いたずら心
優しさ
それ!
正解は
自由だ
金剛は
大切な君たちを
閉じ込めて
おくことは
しなかった
金剛が
与えられるものは
少ないが
その中で
最もセンスが良い
厳しい
制御の中にいる
自身への
裏返しか
あるいは
君たちに
かつての
主人である人間に
近い存在でいて
ほしいのかも
しれない
地上を離れた
君たちは
金剛の影響から
少しずつ
抜けていくだろう
鉱石生命体
本来の
正気と誇りを
取り戻し
協力してくれ
本当の自由は
自ら
手に入れる
べきだ
以上だ
よく
休んでくれ
パパラチアと
イエローを
連れて
夜襲をかけたい
イエローと
月人と共に時間を
作ってもらい
夜はほぼ
全員が学校にいる
パパラチアが
この短期間で
動いているのを見れば、
一様に動揺するはずだ
その間に僕は先生を説得する
その間に
僕は先生を
説得する
あるいは
可能なかぎりの
物理的刺激を
与える
夜はこちらの
人員を割けない
労働組合から
文句が出る
えっ
恥ずかしい
話だが
長年結果が
でないと
なおのことだ
昔は夜も
働いていた
君たちの社会と違い、
これだけ人数がいると
皆が皆君ほど志を高く
保てるわけではない
元々クズの集まりだしな
大衆には
継続可能な低い目標と
目先の休みが必要だ
夜の戦闘は
そちらの
三名のみと
なるが
大丈夫か
王子!
今回も
私は行かせて
ください!
セミ~~~
おまえだけ
だよ、
機材の操作だけだぞ
散ずるなよ
要望のあった
砂からの
仲間の再生に
ついて
...
知っておいて
ほしいことがある
第六十六話自由〕おわり
第六十七話
カンゴーム
結論から
言うと
硬度五以上は
再生可能だ
硬度十は
比較的容易
ダイヤモンド属
だな
九・八・七は
少し劣るが
可能
六・五は
ギリギリだ
四以下は
諦めてくれ
君達の
破片は
この月を含む
六つの衛星に
撒いた
柔らかい
硬度四以下は
砂中にて
君たちの破片同士の
擦れ合いで砕かれる
さらに星々の
地殻主成分である
硬度五〜六の
プラジオクレースや
パイロキシンなどと
擦れ合い
目視できない
ほどの
微粒子となる
砂の回収時の
些細な動きでも
微粒子は舞い上がり
広範囲長期間
宙を漂い続け
多くは
宇宙に流れ出る
広大な
宙を彷徨う
微粒子を
追いかけ
回収する
ことは
我々の
技術では
不可能だ
硬度四
以下...
フローライト
スファレライト
フォスの
頭と...
アンターク
現時点で
硬度五以上という
条件でのみ
再生を約束できるが
どうするか?
進めてくれ
わかった
フォス
仕方ない
だめです
よお〜
もう
夜中ですし〜
いいから!
急用かな?
すまないな
四以下の再生は
本当に無理なのが
為したことを
戻せないのは
恥ずかしいことだ
アンタークだけでも
戻せないか
アンタークチサイトに
こだわりが?
俺は知らんが
あいつは
ちょっとな
有益な情報だが
残念ながら不可能だ
アンタークがいれば
フォスは
安定するだろう
ミスが減って
扱い易くなる
おまえにとって
悪い話では
ないはずだ
本当に?
全てを元に戻せるような
技術力があれば
我々の問題も
解決できている
俺に
合成アンタークの
外装をつけることは
可能か
俺が
アンタークとして
振る舞う
...できるとは思うが
なぜ
なぜそこまで?
なぜって
.....
フォスを
守らなくては
ならない
なぜ?
そう
言われた
誰に?
前の自分
君は
二重クォーツ
だったな
なるほど
失礼
毛状結晶内の
インクルージョンは
影響しない
はずだが
え
ちょっ
ああ
瞳に
残っている
換えた
覚えは?
えっ
ないけど
君の
その
異常な
敵身ぶりは
瞳の
虹彩部分に
残った
前任者の
仕業だろう
金剛が
瞳の交換を
忘れるとも
思えないが
...
作業中
邪魔でも
入ったか
表の宝石が
剝がれ
やっと
外に出られたのに
そこは
すでに出来上がった
仲間のしがらみの中
冬の仕事も
今の役割も
結局いつも
誰かの代わりだ
厳しい前任者が
瞳の奥で君を
操っていることに
誰も気付かない
違和感すら
伝えられない
前任者は並外れた
協力と親切を
フォスフォフィライト
に与えるよう強要する
考えても抗っても
いつも君に
最後の選択権はない
その繰り返しに
疲れ果ていっそ
アンタークチサイト
になり
君は
自分を
捨てたい
違うかな?
なん
で...
アンタークチ
サイトへの
加工は
断るよ
呪いには
詳しいんだ
本当の君は
この星の
美しい空色だ
瞳の
クォーツを
取り除く
依頼なら
受けよう
自由になりたいなら、
そこで待っておいで
道具を取ってくる
!
いやだ!
戻らない!
自由に
なりた
きゃっ
承った
第六十七話カンゴーム〕おわり
第六十八話
変転
ん~~~
んっ
うん?
朝
で
いいのよね?
うーん
うん
あれね
たぶん
えっと
空の色に
光って
時間を
教えて
くれるのは
押す
ぎゅう
ふむふむ
開く
チン
チンって
言ったら
乗る
きゃっ
おはよ
おはよー
この上下する簡便利ねー
でも
向かい側
にも
あったわ
セミ
忙しいね
どうやって動いてるのかしら
フォス
大丈夫
かしら?
セミが
動かしてるん
じゃない?
うーん
再生の話の後、
動かなくなっちゃった
でしょ?
うん
セミが
たくさん
いたりして
あはは
アンタークや
硬度のこと
どう慰めて
いいか
わからないわ
うん
イン
このチンは?
たぶん着いたチン
おはよう
ございまーす
おはよー
セミも
双晶なの?
いえいえ
ちょっと
似てるとは
言われますが
双子のことで
ございますね
それより
ダイヤ様
アメ様
ちょっと
こちらは
王子の
側近の
アペさん
です
フォス様の
様子が
おーい!
おはよう
みんな
そろった?
あら
元気そう
じゃない
よし
じゃあ
よかった
えと
みんなは
まだ...
おはよー
先生を
ぶっ壊しに
行こう!
おっ
すぐ
行こう
先生が
さびしく
ないように
早く
完全に
壊して
あげないと
コラ
ちょっと
強かったか
悪い
壊れた先生を
祈らせる
完全に
壊したら
どうなる?
おまえが
失敗すれば
アンターク
だけでなく
全員戻らない
だろう?
みんなに
同じ思いを
させたいのか?
みんな
砂になるぅ
そうだ
じゃあ?
そういう
ことだ
させたくなぁい
冷静に慎重に
おまえの
言う
夜に
イエローと俺と
三人で戻る案は
不意をつけるだろうが
それは
向こうの状況が
変わってない
ことが前提だ
ユークか
あっちで
おまえの目的を
知っているのは?
シンシャにはすべて話した
ユークレースは動付いている
まず月人に
向こうの様子を
偵察してもらい
報告を受けるべきだ
もうシンシャから
訊き出して
全員が情報共有
しているだろう
あの
想像で補うのは危険だ
夜のやつ
俺行くの
やなんだけど
あー
てことは
またエクメアに交渉か〜
やだな〜会いたくないな〜
さすがです
あいつ激圧で
怖すぎんだよ...
王子への
ご伝言でしたら
私共で承りますが、
まじ?
助かる〜
無視?
うそ・
仲間との無駄な
戦いを避けるために
おまえの俊足が
必要だ
頼むよ
ああそれと
誰かおまえを
補佐してくれる者を
連れて行った
方がいい
えー?
しようが
ないな〜
さっき
みたく
暴走しない
ようにな
それはもちろん
安定のカンゴ〜ス〜ン
あれ
カンゴーム
いないじゃん
寝てんのかな
部屋に
いるか
わかる?
カンゴーム様は
ご滞在場所が
変更になりました
へ?
午後から
メゾンの
ストゥラニカに
いらっしゃる
そうです
は?
こちら
です
おう
あれ
自粉
とったの?
あ?
ああ
あ
ああいつがこの方がいいって
あいつって?
あいつって
あいつだよ
そうだ
それより
ラピスは
硬度五だろ?
まあ
どっちでも
いいんじゃね?
そうか
てか
俺んじゃ
体が戻ったら
頭は返すから...
そお?
ああ
ねえし
それと
次戻る時
やだ
そこをなんとか!
お願いします
お願いします
お願いします
はあ〜またかよ〜
僕の補佐として
ついてきて
ほしいんだけど
行かない
おねがいしまーす
フォス
月に連れて
きてくれて
ありがとな
は?
これからのアプリの
そんなことで、
これからは、
お前は、
...
ちょっとどういう:
げっ
王子
いらっしゃい
ました〜
決まったかい
ああ~~
んん~~
俺やっぱ服とか
よくわかんねーよ
おまえが決めろよ
ブ
あ〜
プリプリは
いやだ......
では一番
あまあまで
ブリブリのに
しょう
えっ
出してくれ
はいよ
なら自分で
決めなさい
自我を
取り戻す
練習だ
自我?
......これ
か
なあ...
へえ
はああ!?
なんだよそれ
文句あんのかよ
バカにしてんだろ
だからおまえが
決めろって
いや
意外で
君らしい
うわ
...っ
きゃ
あら
〔第六十八話変転〕おわり
第六十九話
不変
なんだ
おまえ
あ
あ
うん
まだ
いたのか
ふん
ふんふんぷん
ふんふんぶん
これあんた
作ったね?
悪く
ないわ
ふーん
はい!
ししょ〜!
うれし〜
ですぅ〜!
この
二人は
ファッション
デザイナー
だ
こっちは
私の専属だが
百年に一度しか
服を作って
くれない
これも
クイエタよ
やかがんでくれ
やんなさい
サボってる
わけじゃないの
無限の時間が
あるとやっぱりね
製作のゴールを
決めるのが
難しいわけ
王子の
クローゼットは
もう一杯だし
更新の必要もないわ
今回は別!
王子が宝石を気に入るなんて
初めてのことよ!
でも
しかも生意気な
チビなんて
全てが新しい!
おめーの方
そした
素晴らしい
じゃこの
イメージね
ふんふん
ふん
全然ちがってもいい?
じゃ
そういう
ことで!
キマちゃん
スタッフの
手配
よろしく~
オッケー
君たち
七名の新衣装も
用意中だ
好きに
しろ
こちらの
デザイナーが
担当する
ししょ〜!
ストゥラニカのメイン
ディレクターやってます
キマで〜す
フォスさん
私のこと
覚えてる?
ま
えっ
今回も
力の限り
がんばり
ますんで!
気絶して
ました
もんね!
キマでーす
お楽しみに!
あ
はい
どうも..
王子
お時間です
会議に戻る
君は帰って
よく眠りなさい
接着にいい
おやすみ
寝る時は
左腕を
保護してやってくれ
十一番で五回巻いて
ん
...
...
...
...
君のおかげで
月は活気付いている
砂の回収と
再生のための
新しい技術開発
あらゆる分野で
変化と発展の
兆しだ
建築
デザイン
ファッション
感謝する
クイエタのように
皆
現状に倦みきって
いたからな
ひょっとすると
想像を超える新技術が
生まれるかもしれないな
偵察は
七日後に出そう
以上
三十日間
五回に亘る
偵察実地調査の
結果
以前と比べて
大きな変化は
見受けられないとの
報告です
んな
バカな
ひとつ
だけ
なにっ
意図的だろう
先生の考えを
読むことはできないが
ユークならやりそうだ
冬服への
衣替えが
行われ
ました
どうでもいいわ
衣替えが?
衣替え
じゃない
まあ
行かないと
何もわからない
だろうな
あー.....
てかさ!
先生と
戦うなんて
やっぱムリ
なんだけど
おまえ先生
ぷっ壊すとか
言ってたけど
愛の効能とかいうの
もう効いてないわけ?
俺まだ
全然ムリ
フォスは
全てが異常だ
比べたらだめだ
パパラチア!
おまえは
いいのかよ
先生と
戦うなんてさ〜
ふるえる
俺は諦めた
フォスに助けられて
しまったからな
フォスの目的が
達成されるよう
すべてを尽くそう
1
パパラチア〜
そういや
カンゴームは?
一緒に
行くんじゃ
なかったか?
エクメアと
いちゃいちや
してた...
は?
全くわからん
エクメアの
どこが
いいのかしら
顔じゃん?
顔だけで
中身やべーだろ
あいつ
仕方ない
少数の方が
動きやすい
から
行かないって
......
それにこちらに
半数は残さないと
心変わりを怪しまれる
おまえが言うな
準備
しよっか
じゃ
このメンバー
で
その
そのため、
フォス〜
ささっと
うまくやって
くれよ〜
戦いたく
ないよ〜
バレたな
は?
いない?
フォスの
バーカ
なんで
コンちゃんに
そんな
いじわる
するの?
信じられない
恩知らず!
はっきり言って
どーかしてる!
みんなのためだ
先生はどこだ
その
みんなってのは
月人のことか?
バイバイ
第六十九話不変〕おわり
第七十話
未明
絶対に
罠
覗き込むと
どうせボルツとか
出てくるんでしょ?
わかってる
落ち着け冷静に慎重に
ビロビロイトア・
ピロピの人らべり
ボゥホ。ボ!ピ。
ぺoポぃ¿ゥ-ヲィト
バーカバーーーかダック
このっ
ルチル
やめろ
って
パパラチアが
起きたんだ
それで
いいだろ!?
なあ!
私の
イエロー...
ちょちょぢょ
さっがうちがう!
俺は連れ去られた
仲間の様子が
知りたかった
だけで
パパラチア!
やりすぎだ
こんな
先生は
どこだ
庇う必要ないだろ
先生は
生物ですらない
どうしたって
...!
道具だ
だから
どうした
月人の
言うことなど
信じられん
先生が全ての戦いの
原因なんだ
壊れてて月人の
願いを聞いてやらない
合理性がある!
信じたいだけだ
変わらなければ
ならない
弱かったおまえは
変わりたいだけだ
みんなの
ためだ
卑怯なやつ
僕らのせいにするな
見ろ!
その程度だ
君がこれだけ
傷つけられても
先生は出てこない
じゃないか!
あれは
命ではない!
パパラチ
○
こんなことが
したいわけじゃ
ないでしょう?
誰もこぼさずに
進む方法を
一緒に考えましょう
もう
戻れない
所詮五以下は
僕も
僕らの未来には
あなたが必要よ
...
なの...。
カ
三名
回収したな
戻る
第七十話未明〕おわり
コンちゃん
体の中
どうなってんの?
とに
どうどのく
何色?
透明?
詳しくは答えられないが
透明度はある
コンちゃんは
レベル
高いよな
コンゴウ
くらいから
始めたら?
若いと
切り替え
早いな〜
すぐ
コンちゃん
とは
呼べないよ
...
コンゴウ
俺に
言っても
いたいた
若くても
のやつ
センコウちゃん
こりゃ
かかるぞ
☆この物語はフィクションです。実在の人物・団体・出来事などとは、
一切関係ありません。
コミックス発売当時のまま掲載しています。
淡収録されている内容は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、
宝石の国(9)
著
発行者
発行所
2018年10月1日発行(0)
森田浩章
市川春子
◎Harukotorikawa-2018
株式会社-講談社
〒112-8001
東京都文京区音羽2-12-21