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Instructions:
MORNNGKC
...
...
...
Joricrops:
谷悠希
各々果て
鎌谷悠希
Yahoo!Kornatan!!
...
PSND
...
...
また、話し話します。
・
第617第28第9
ま
0030310630g9131161
あとがき&おまけ
駒ケ岳山頂
箱根元宮
さっっぶ
日々野競走〜
早くはやく!
第6話
おや
ご覧
二人共
陸上部の足腰
どーなってんだ
霧が晴れるよ
黄泉の国まで
あとどれくらい?
これは
私達が
死にに行く旅
第6話
お
なんか...
なんだか
人間の住む
世界じゃない
みたい..
昔の人間は特に
こういう圧倒的な
自然の中に
神を見て畏れ
敬ってきたわけだな
信仰は確かに
昔のヒトにとっての
ほうが身近で
切実だったろうねえ
さっ
降りようか
えっ
えっ
いい景色
だったろう?
神さまに
挨拶は...?
さっき
ふもとの分社で
済ませたよ?
えっ
ハニが来たいって
言うから
来たのに〜!
神さまは
我々に景色を
見せたかったと
うん
えぇ!
箱根関所跡
おーい
寄り道が
過ぎるだろ
日々野に
言われたく
ないね〜
足がる
まだ猪根に!!
しかし...
昔の関の復元か
なかなかどうして
よくできてんなあ
そうそう
休息所こんなの
だった!
冬死ぬほど
寒かったっけ
なっつかしいなー
そういえば日々野
箱根の関所で
働いてたって
言ってたっけ
江戸末期の
話さ
俺は
そこに座ってる
「番士」だった
「番所」で
通行手形を改めたり
検閲したりする
役人のこと
そ
あんた
みたいにな
!
江戸から来た人は
富士のその先の地を
夢見て関所を
越えたのさ
へへ
この
「出女」って人達にも
会った?
出す
幕府の人質として
江戸に住まわされた
大名の奥方さん
なんかはな
「出女」っつって
特に出奔
しないように
厳しく取り締まられ
てたんだよ
あの白馬のような
出女も
命懸けの
夢を見てた
おじいちゃん
昔話して
僕も
聞きたーい
おっ
よーしよし
バタースコッチを
あげようね
その出女は
“藤白”といった
品川の医師玄済が娘
京への薬材買い付けのため
通行を許可されたし
よくできてはいるが
こりゃあ偽造手形
だな
判が偽物だ
他人の
人相書きに似せた
ようだけど
アタシの目は
ごまかせないよ!
きゃーっ
つむじの黒子は
墨書き
奥歯が一本多い
薬指より人差し指が
長いねえ!!
さ...さすがは
箱根関所鉄壁の守り
アタシら
「見抜きのひいさん」
「地獄改めのお滝」が
居る限り
関破りなんぞ不可能よォ!!
どうしても..
通してはいただけ
ないのですか
関破りは
死罪も有り得る
重罪だぞ?
でも
本物の御留守居
証文があれば
通行できるの
ですよね?
まあ...
そうだが
いや
ましてやあんたは
大名家の人質だろう...
そもそも江戸から
出ちゃいけねえご身分だ
人質を通せば
藩が咎められる
勝手は許されんの
だよ
では...
この改めに
なんの意味が
あるのでしょう
最初から女に
自由なんてひとつも
無いじゃ
ありませんか
そのようなことを
言うもんじゃない
目をつけられるぞ
己の
立場を
わきまえなさい
死罪は免れたとして
出女は放免されれば
江戸大名屋敷へ
送還されてゆく
大抵の
ワケアリ出女達は
これで諦め
人質生活に戻る
が
藤白は違った
あっ!?
どう!!
めちゃくちゃ
「ガッツ」があったのだ
捕まっても
手を替え
品を替え
戻されても
何度も...
何度も
とかっ
何度でも
うははは
あんたも
しつっこいなー!
あんたほど
諦め悪くて
胆力のある出女にゃ
会ったことないぜ
袖の下
渡されたって
通せねえよ
ヨッ
美丈夫!
しってる〜
よいしょしても
ダメなもんは
ダメでーす
せめてもの労いにと
こうして遠見番所に
上げてやったんだ
富士の山に
手え合わせたら
スッパリ
心入れ替えて
江戸に戻んな
嫌です
そこまでしてよ..
京に慕った人でも
居るのかい
私は北の生まれ
西にツテなど
ありませんよ
この関の先には
誰も居ない
何もない
ただ
自由があるから
行くのです
全て..
覚悟の上かい
当然です
私が関を破ることで
藩が咎められ
制裁を受けようと
もう知ったことでは
ありません
...はは
人生は短いから
なんて
無謀で
向こう見ずで
たとえ明日死のうとも
私は私の想うまま
生きると
決めたのです
勇敢
短いからこそ
命を燃やす
...熱い魂
ダメだなあ
そういうの俺
嫌いじゃねえんだ
よなあ!
こっから真っ直ぐ
西へ行けば
街道に出られるよ
気いつけてな
ひいさん
地獄改め婆の
朝は早いんだ
今にも起きて鬼の面で
飛びかかってくんぞ
ありがとう..
お人好しの
ひいさん
もやに霞んで
消えてゆく
藤白の羽織は
白い馬の
鬣のように翻る
未来に駆ける
その姿が
単純に綺麗で
そして少し、
羨ましかったことを
覚えている!
いつの時代も
バカ真面目な
奴ってのは
面白く光ってる
もんだ...
あー...
俺は結局
何が言いたかったん
だか
それで!?
めでたし
めでたし
藤白さん
どうなったの?
オチが
雑だねえ
アンケートに文句
書いて編集部に
送るレベルの雑さ
ま藤白が関破って
戦が起こったって話は
聞かなかったし
なんとかなった
とかじゃねえの?
ノンフィクションが
わかりやすくオチるとは
限らないってこった
他人の人生の
結末全部を
見届けることが
いいとは限らん
その後も
人生は続く
わけだしな
...ごめん
あん?
日々野は私のこと
出女さん達みたいって
言ったけどさ...
違ったね
私は
命懸けて
死にに行くんだもん
出発ー!
おい
ミカ
ほら早く!
乗れよ
バイクに
走りたい気分
なんですよ
なんっだよそれ
確かに
ミカくんと
藤白くんは
似ているようで
正反対を向いて
いるかもねえ
う
あー...
君は
今度は
「見届けて」
いずれその手帳に
ミカくんの名を
書くのかい?
バカ言え
先に死ぬのは
年寄りのほうって
相場は決まってんだろ
そうかい
せっかくなんで
山越えルート
行くかあ!
紅葉が
見頃だぞ
ええ!?
キレイな景色
見たいだろ?
なあハニ
ま〜た寄り道!?
どーかなー
今度の地では
何泊するの
かな?
やめてハニ
泊まんないから!
ど~~かな~~~
やだ~~~
『日々野ヤマト』さん
あなた
不死ですね
第7話
富士山宝禾噴火三百午記冬
...
聞いてる?
なに?
漏らしちゃったなら
報告して?
景色に
浸らせて
くれよ
いや
漏らして
ねーから
ねえほんとに
島根行く気
ある?
さすがに
富士山
見あきた
黄に紅に
木々が秋の
装いで
美しいねえ
無駄な旅路など
ないのだよ
お嬢さん
運命の人が
東海道沿いに
居るとは
限らないしな
無駄な旅路なし
うんうん
わかっているねえ
日々野くん
君のそういう所
僕は好ましく
思っているよ
そりゃあ
どうも
箱根からこっち
まるで私と
出逢ってないかのごとく
振る舞ってますけど
否!!
私は居ます!
ついてきてますよーっ
あっこれ
賄賂...
金時力まんじゅうです
どうぞ
皆さんで
おや!やった
ありがとう
ハニくん
知らない人から
モノを貰っては
いけないよ
「箱根関所に
見抜きのひいさん』なる
六尺五寸の大男あり」
郷土資料
『江戸の関所記録』
其ノ二より
これは日々野さん
かつてのあなた
ですよね
☆六尺五寸=約1n@7om
...なんの
ことだか
品川で起きた
被害者不明の
交通事故
私偶然
あの場に
居たんですよね
!
見てしまったんです
明らかに重傷を
負ったあなたが
元気に立ち上がり
女の子を連れて
走り去る所を!
学国院大学大学院
民俗学研究室長
淡島チヒロと
申します
淡島チヒロ
しかし、みんながら
学者さん...?
あー
めんどくせーのが
来た!と
お思いですね?
わかります!
わかってんなら
帰ってくれ
この子はベン!
ワフ!
わっ
一瞬ケーサツかと
ビクついたか
別方向で
めんどくせえ
民俗学の観点から
死について
日本各地で調査研究を
行っているのですが:
まずは少し
お話を
うかがえませんか
日々野さん
学者さんが
不老不死なんて
信じてるん
ですか?
そもそも事故?
人違いでは?
俺はこの通り
かすり傷ひとつ
ないですよ
あなたはあの時
助けられた
お嬢さんですよね
聞いてる?
至近距離で
日々野さんの怪我が
治るのを目撃して
驚いたのでは?
なんにしろ
あんたにゃ
関係ない話だ
いーえ!
関係大ありです
とも!
そ...
それは〜...
事情ありげな
未成年を連れ回す
事故現場から逃走した
身元不詳の被害男性
あやしいにも
ほどがあるので
目撃してしまった私には
通報義務と保護責任が
あるんです!
あんたも大概
あやしいだろ!
私は所属を
明らかにしましたので
納得いくご説明を
いただけなければ
この際警察を交えて
お話しするという
手も考えていますよ
ぐっ
......
墓参りだよ
この子の親友のな
!
で俺はその
付き添いの
イトコのお兄さん
ってわけだ
だろ?
ミカ
うん...
研究だかなんだか
知らんが
こっちにも繊細な
事情があるんだよ
お友達の...
学者先生には
他人のプライバシー
暴けるほどの
権利があんのか?
とんでもない!
いえ..それは
ご愁傷様です
弔い旅とは知らず
不躾に
失礼しました
弔いじゃ
ありません
会いに
行くんです
私
私達の
邪魔しないで
ください
警察呼んだって
絶対帰らないから
ミカさん
立ち入ったことを
話させてしまって
ごめんなさい
あなたは今
大切な学びの
途中だったのね
大丈夫
通報なんて
しませんよ
そのかわり
皆さんの事情を
尊重します
ヘンな人
だよなあ
死を学問するなんて
面白いねえ
不死身の存在は
さぞかし
興味深いことだろう
そーなんですよ
すてきなお兄さん
聞いてくださいます?
すてきな
お兄さん
聞くよ〜
おいおい
太古より人類は
「死」と向き合って
きました
日本各地様々
それは儀式であったり
因習であったり...
そこにはいつの時代も
死を「ケガレ」とし
「恐れ」る想い
そして死を敬い
忌避する
「畏れ」があります
恐れの中から
生まれた探求分野が
「不老」「延命」「不死」
おそれ..
八百比丘尼の
不老不死伝説や
竹取物語の丹薬など
不死身を巡る伝説は
枚挙に暇が
ありませんね
人々は
神に祈り
仏に縋り
特に
自分が死に
苦しむことへの
恐れは不変ですし
そこに貴賤は
ないですからね
病苦や
死の恐怖からの解放を
ずっと願っているねえ
死と向き合い
生きる
それは人類の永遠の
テーマなんですよ
うん?
そーなのかあ
みんなそんなに
自分が死ぬことを
恐がるもん
なんだ...
当然でしょう
それが本能
なんだから!
ごめんね
失礼しました
それで君は
日々野くんのことを
何処で知ったんだい?
...はあ
淡島くんと
いったね
少なくとも彼は
今日までその素性を
公にはしてない
ようだけれど
確かに...
もちろん
「偶然」ですよ
なんかやたらと
キラキラ
してる人ね...
その地で代々
生活される方に
お話をうかがったり
しているのですが
その中でね...
ある日
見過ごせない
「違和感」のある
モノを見つけたんです
我々民俗学研究者は
フィールドワークに出向き
各地の史料や文献を
読み込んだり
「謎の大男」
時代も出来事も
違う文献に
たびたび登場する
調べれば調べるほど
同一人物と
思わしき「その人」
大抵は功労者の
補佐や部下などで
本人にはこれといった
功績はない
けれど
まるで記録者が
一残しておきたかった」と
言わんばかりに
有史の端々で顔を
のぞかせる優男
こんな記録
前にも..
まさか?
...いや
共通するのは
その長身の容姿
機転の利く頭
「お人好し」の性格
仙人
長命?
不死
私はいつしか
「彼」の足跡を
見つけることに
夢中になっていた
「あなたは...誰?」
「長い時の中
どんな思いで
一体
いつから」
「彼」に
問い続けた
毎日
あなたは
『今』も
生きていますが?」
それから2年
ついに
不死者を
見つけた
確証はなかった
でもあの瞬間
「確信」したんです。
あなただと
文字の中だけの
存在じゃなかった!!
ずっと
逢いたかった
希望
あなたは私にとって
「死」の概念を変える
希望なんです
あっ
...いえ
私ったら
また
興奮して
すみません
.....
なんだろ
なんでか
肋骨の奥が...
ざらざらする
とにかく今
私はとても
ワクワク
しています
俺は
へキエキ
してるぞ
そう言わずご協力くださいませんか
そう言わず
ご協力
くださいませんが
あなたの知恵が
苦しむ人を救う
大きな力になるかも
しれない!
へえ
人を救うって?
あなたの不死の原因と
その仕組みが
解明されれば
それはゆくゆく
医学にも応用される
ことになるでしょう
そうなればもう
民俗学に留まらない
社会にとってまさに
驚天動地の大ニュース!!
これは
人類史上
最高レベルの
大発見大躍進
なんですよ!
日々野さん!
わかる
わかるな〜
俺も自分のこと
奇跡だって
思うもん
不老不死の秘密
そりゃ気になる
よな〜
あのっ...
でしょう!?
だがなあ
うんうん
知ったことかよ
ア
か...
あ...
おえ
日々野さ...
あんた
わざとか!?
わざと...
い...
私っ
あ~~...
よ
よかった
ほんとうに
不死身だったあ
あなたが不死身で
よかった...あ
あんた
そこまでして..
なあ
君はよく
巻き込まれるし
よく命を
投げ打つよねえ
うっせ
大丈夫だよ
日々野!
信じらんない
こんなっ...
ミカ
あなた
死ぬの怖いって
いっ
言ってた
クセに!!
まあ君もあの時
巻き込んで...
関係ない
そんなの
そうかい
日々野
巻き込んで
こんな...
で?
俺に何が
聞きたいんだ
淡島サンよ
あん?
不死身になって
ひと儲けする方法か?
世のため人のだめ
俺を解剖してみるか?
日々野さん
あなたは
どこで生まれて
どれだけの生を
過ごして来たん
でしょう
それは
同情かね
それとも
学者としての
好奇心かい
本音を言えば
学者の興味です
人類が探求してきた
命題を
私のこの手で
研究したいんです
だって
この先一生
ありえないもの!
こんな夢
私あなたを
知りたい
俺に
夢を語るな...
夢を
大丈夫
ですか~
第7話/おわり
自分が死に
苦しむことへの
恐れは不変ですし
第8話
当然でしょう
それが本能
なんだから!
誰かが死んじゃう
怖さはわかる
けど
自分が死ぬのが
怖いってこと
禾
あんまり考えて
なかった...かも
あなたが
不死身で
よかった..
私あなたを
知りたい
別にいいけどぉ
ーっ
けど日々野は
私と...
私とハニと
島根に
行くんだから!
わははは
うるさい
第8話
君は学問だけ
じゃなく音楽にも
造詣が深いん
だねえ
ばんどねおん
とやらの音
とても気に入ったよ
ふふっ
ハニさんに
喜んでもらえて
嬉しいです
やあ
チヒロちゃんじゃ
ないか!
久しぶり
あ!
町長さん
ごぶさたしてます
フィールドワーク
元気で
やっとるんね?
お陰様で
富士山史における
周辺集落史料が
補強されましたよ
いつでもまた
手伝うよ!
資料館の田中さんも
ジャんじゃん呼び出し
ちゃってねぇ
頼もしい〜
ありがとう
ございます!
そちらの方は?
彼氏?
あたさん
ダメよお
そういうの
彼氏だったら色々
捗るんですけど
ねえ〜
おい
富士山の
宝永大噴火の
史科調査の時にね
この町の方にお話
うかがったんです
兄さん
イケる口かい
やめとき
なさいな
へえ
のみくらべ
するかい?
さすが
学者さん
顔が広そうだ
かつての
御殿場市の
復興史料にもね〜
居ましたよやっぱり
あなたが
何が
復興に尽力した
藩士の側近として
...あっ覚えて
ます?
さーな
飢えから人々を
救うため
東奔西走したとか
ヒーローですか?
かっこいい!
同じように
これからの人々を
救うと思って
不死の
イヤです
アゲたって
話せることなんて
何もないすよ
淡島さん
やっぱ付き合ってんじゃない?
俺のコレは単なる
特殊体質で
世の中の役に立つ
ようなモンじゃない
だから
役に立つよう
お手伝いしようと
言ってるんです
日々野さんだって
苦しむ人を減らせるなら、
そうしたいとお思い
なんでしょう?
ねっ
一緒に
崖落ちした仲
じゃないですか〜
...あ...
私にはお人好し
発揮されないのは
なぜ...!?
取材元の秘匿を
約束してもダメ
協力金提示しても
ダメ
まあ
ラヴは
間に合ってると
思いますよ
学部の女子
紹介するって誘っても
一笑に付されましたし、
そっ...かあ〜
時間かけて
距離を縮めて
信頼関係を築く
のが学術調査の
基本のキ
...なのだけど
今回ばかりは
そうもいかず
焦って初手を誤って
しまったわ...
どうしたら
日々野さんを
振り向かせられるん
でしょう...困った
ハニその音やめ...
そんな急ぎの
用事なんですか?
その研究って
淡島さんも
不死身に
なりたいとか?
......
何回
ガケオチ
しても
いいように
なりたい
じゃなくて
「なってほしい」んです
大切な...人に
末期の癌なの
私の友達
もって
あと1年ですって
......!
明日死んでも
おかしくない
あと
たった:1年で
死んでしまうなんて
理不尽だと思う
夢も未来も
まだまだ
満ち溢れているのに!
そんなのおかしい
なぜあの子が
死なないといけない
のか
この世界から
居なくなって
しまうのが
...私は
怖い
私は助けたい
可能性が
一分でもあるなら
縋りたいんです
きっと間に合う
大丈夫だと
私は私に願いながら
あの人が
笑って元気に
生き果せる
ために
大切な...
友達のために
だから
必死で
焦って...
後悔しないために
そばに
居られたはず
なのに
居なかった
私も
縋ればよかった
だからちょっと
わかります
淡島さんの気持ち
ありがとう
うん...
あなたも
お友達のことで
後悔を抱えて
いるんですね
後悔だけど
他の人に
簡単に
言われちゃうと
なんだか...
私は
失わないために
今やるの
そう...
後悔したくないん
です
失ったらもう
取り戻せないから
私は
取り戻すよ
だって
そのために
私は
そのために...?
私...は...
ヨ...
ヨミ...?
そのために
僕らは黄泉の国へ
死にに行くんだよ
ちょっ
とは
神話の?
そう!
黄泉の国で
あの子と会う!
会いに行く!
ハニも私も
死にに行くん
です!
日々野だって
死にたいって
思ってるんだから
...
私達
生きてる暇なんて
ないんです!
淡島さんには
悪いけど
それ
詳しく
うかがえますか
『姉んちんとおいおいっ
暗くて
狭くて
ずっとずつと
果てがない闇
まあここは
生まれ変わり体験が
できる御胎内神社な
わけですか
たのしい
ねえ!
それが私の
死者の国
黄泉のイメージ
です
魂が住む国
という解釈...
なるほどですね
うーん
真逆!
私が
目指してく方向と
真反対!
なるほどそりゃ
取り合ってくれない
わけです
がっかりしたかい?
いいえ全く
死にに行く
あなた方にとって
それが必要な
「生きる術」なら
何もおかしく
ありませんしね
すべ...
ただ...
定命の私には
知り得ない苦しみを
彼もまた抱えて
いる
日々野さんが
死を望んでいる
...なんてね
焦るあまり
その可能性と
視座を失念
していました...
お恥ずかしい
死にに行く
...かあ...
それで
ハニさんが
“神さま〟だ
は...
もしかして
お三方何かの
宗教団体の
お友達でしょうか?
え?
と
ハニさんが
教祖で...?
日々野さんの
不老不死は
修行で得られる
門外不出の秘術だったり、
するんでしょうか
そして殉教を
目的とした
巡礼の旅...?
...
私も知らない
古来からの信仰が
あったなんて
不覚です
私もその秘術に
触れられるのでしたら、
入信できなくとも
お話をうかがえれば
ありがたいのですが:
確かに僕は神だけれど
僕らは出逢って
10日程度の旅の
道連れだよ
うわた丈夫?
10日
不老不死が一種の
宗教思想からなる
呪い的なものなら
それを聞いて
少し安心しました
研究の方向性も
変わってきますから
日々野さんの
不死身体質とは
無関係なら
よかった
でも彼の死生観が
神道に寄っているのは
ちょっと意外
だったかも
あの...
...ハニのこと
疑ってますか?
信仰を
否定するわけでは
ないんですかだ
私の
ことも
ただ
とんでもない
死後の世界や
死生観はあくまで
学者としての
研究対象
私にとっての死は
無”
なんです
何も残らない
魂も無い
何も
生まれない
無...
私が欲しいのは
死の先の
安らぎじゃなく
今ある生の
継続なんです
だから私には
神の力は
必要ない
向き合うことさえ
できないお終いの
がらんどう
人の力を
信じるの
魂も無い?
向き合うことさえ
できない
無いって
それって
どういうこと
なんだろう
どうなること?
...ハニ?
どこ?
淡島さん
まっくらで..
まってハニ!
まって
ハニ!
まって
まって
日々野...!
こ、
!!
ミツハにも
もう会えない
その先が無い
今日も、明日も
何も無い
これは
これは
これが
死?
ハニ
神さまは
居るよね?
ああ
ほら
居るとも
君のすぐ
そばにね
ハニは
居るよね?
うん
うん...
!
居たー
呼んでも
返事なくて
どうしたのかと..
体調優れない?
いえ
大丈夫...
自分が死んで
一無」になるなら、
大丈夫です
なら
よかった
淡島さんが思うように
それはすごく
怖いことかも
しれない
こういう霊場では
心理的不安に起因する
不調が起きやすい
ものですから..
胎内巡りで
実地講義すか
熱心なことで
日々野さん!
そろそろ
行くぞ...
うわ
まーだ
ついて来るのかよ
あんた
ええ大変
申し訳ないのですが
私も切実で!
俺も切実に
放っといてほしい
淡島くん
あまり
幼子の心に
張り合うものじゃ
ないよ
君は神を
必要ないと
言うけれど
逃れられない
恐怖に押しつぶされ
そうな時
最後には
神の名を呼ぶんじゃ
ないのかい?
まさか
僕の存在は
信じていないが
日々野くんのことは
かたく信じている
ようだ
ふっふふ
ぎゅ...
?
なんだ?
いやあ
別に
仰げるものが
あるというのは
良いことさ
たとえ僕が
見えていなく
てもね
第9話
死
世界さえ無いこと
それは
その先に
何も無いこと
怖い!
助けて
救って
誰か
誰か
誰か
第9話
いや〜あんま
淡島さ〜ん
連れトイレは
さすがに
ああ
すみません
ちがいますから
...
あ...
僕にも投げっ
ミカくん
日々野
さんの
亡くなった人の
名前...?
古いのだと
明治時代?
日々野さんと
関わった
ちょっと
あの人
日々野のもがっ
そ
不老不死の奥義なんて
書いてないっすよ
残念ながら
でしょうね
ごめんなさい
盗み見しました
アイスで
許す
俺がなんで
不老不死なのか
その執念に
敬意を表して
教えよう
はい
はい!
えっぜひ!!
そ
そんなんで!?
ただし
俺の
死に際にな
不死から解放
されたいん
ですね
それなら
協力させてください
日々野さんは
弊研究室が
あなたの望みを
叶えるべく全力を
挙げて学術資料を
提供いたしますよ
間に合ってます
ウソ
はは
ミカから
聞いたぜ
病気の
友人のためねぇ
...え
あんたのお友達が
生きながらえて?
今度は
「死ねない」って
あんたを責めたら
どうする?
それで?
あんたも不死になって
人類滅亡の日まで
仲良く暮らす?
ただ生きて
それで満足
するのか?
生は
...
そうだな
それはあなたが
不死だから
言えることでしょう
「不死から目線」て
やつだ
なあ淡島さん
ここはさ
積もって
重なって
江戸宝永の
富士大噴火で積もった
岩や灰の上に
再生した土地なんだ
圧縮されて
地層になって
...研究してた
なら
知ってるか
多少は
遠い未来
その先の人が
踏みしめる
土になる
そういう
もんだよな
たぶん
生きるってのは
.....
...いやその
日々野さん
人間はただの
堆積物じゃ
ないですよ
一般論では
とかなんとか
はぐらかそうとしたって
無駄ですよ
あなたが首を縦に振るまで
私はどこまでも!
どこまでも追いかけ
ますのでーっ!!
何回目だよ
この流れ
何度でも
諦めたら
それは
諦めない
撒いた?
撒いた?
知り合いってか..
昔ちょっとな
祭神にまで
祀り上げられて
立派な社まで
これは
君の
知り合いの
神なのかい?
ずいぶんと
土地の人々に
慕われた人
だったんだねえ
ふぅん
まあ..
そんな
とこさ
GO!日々野
GOLまねGO!!
まーまー
焦んなよ
ミカ〜
あっ
静岡入る前に
伊豆行く?
NO伊豆
GO島根
!
けれど
いいのかい?
何が
このまま行ってしまえば
彼女の友とやらは
助からないんだよねえ
彼女の
気が急くのも
わかるよ僕は
そう...
だけどぉ...
私が欲しいのは
死の先の
安らぎじゃなく
今ある生の
継続なんです
日々野もさー!
ヘラヘラしてないで
頑!と突っ返しなよ!!
はあ!?
いる
いるよ
あの人ー!
ハニ
なんとかして
なんとか?
私達の姿を
見えなくするとか
できないの!?
できるけど
できるん
かい
っ!
!
...ッそぉ
!!!
神威は
犬の嗅覚に
劣るってわけさ
バッガーイパン!!
たのしそー
何やってんだ
ハニ!
のがしません
ぜっ
ふふっ...
よ
...たいに
まーた
そういう作戦?
か...
あ
小二千番
目を
閉じたら
終わって
しまう
何もかもが
淡島チヒロさん
過去に何度も
入院しては自己判断で
退院なさっていますね
東京の主治医から
一刻も早く帰って
治療に専念するよう
連絡がありました
今回も
再検査直前に
「どうしても外せない
用事ができたから」
って...
お仕事も大事ですけど、
命あってのもの
でしょうにねぇ
えっ...
あらっ?
身内の方じゃ
なかったの?
ちがいますねえ
通りすがりの
赤の他人というか...
もう大丈夫
大丈夫です
ダメですよ
淡島さん!
そうダメ...
ダメだから
日々野さん待って!
お願いします
行かないで
お願い
どうか
...
おいおい
あんたが今
倒れたら
あんたが助けようと
してる友達だって
救...
ウソです
そんな友人
居ない
癌で
死に直面して
いるのは私
不死を求めて
いるのも私
私のためです
全部全部
私が
死にたくないの
だから...
時間が
なくって
わかるでしょ...
わかりましたよ
まあ
事情は
なんなの
あなたは
あなたこそ
死んでく人達に交じって
ずっと生きて
何がしたいの?
せっかくのその
力を広めもせず
社会にまぎれて
ただひたすら
普通の生活して
先立った人の
記録をつけて
それで?
自傷行為の
つもり?
死ねない自分が
他人の生に触れることで
自分も生きてるんだって
実感を持てるとか?
ねえ
私
そうかもな
私は全てを
見せたのに
死から逃れきった
あなたには
切実さがない
お人好しすぎてまるで
人らしさがない
私にも
生きるための
特効薬
ちょうだいよ
お人好しを
してよ
私を
助けろよ!
こわい
みっともない
大人なのに
この人
でも...
なのに
まぶしい
ああ
こわい
こわい
怖い
やだよ
死にたくない
まだ
死にたくないよ
まだ
まだ...
第9話/おわり
こわいっ怖い
残せないまま
死にたくない。
怖いよ
死にたくないよー
第10話
第10話
伊奈様
俺達ゃ
もう待てねえです
ぐんだ!!
郡代様!
一刻も早く
除灰の人手
当面の税免除ならびに
幕府貯蔵米の配給を!
おっ父は
飢え死にしち
まった..
これじゃ
生き残っても
生き地獄だ:
村を見捨てねえで
くれ伊奈様
どうか俺達を
救ってくだせえ
伊奈様
伊奈半左衛門様!
郡代様
お願いします
...富士噴火
から半年
見よ
日々野
復興は遅々として
進まぬどころか
度重なる洪水が人々に
追い討ちを
かけておる
ここに
村がある
村が
田畑が
人が
営みが
埋まっている
この地を覆い尽くした
あの灰や岩を
取り除くのに
一体何年かかる?
いや
そもそも
取り除けるものか
掘り起こせる
ものか?
人間の
小さな掌なぞで
公儀は村々の復興を
見限るどころか
政争に利用する
始末だ
村の中にも
土地を去る者
残り続ける者
様々
この灰の上に
築村を提案する
一派も拡大しつつ
あるようですね
どの者の
言い分も
わかるのだ
絶望の淵にあって
死に物狂いで
何かを為さんと
もがいておる
「生き残って
しまった」から
進まねば
為さねば
食わねば
笑わねば
親を子を
友を灰の下から
掘り出して
やらねば
見事復興を遂げた
故郷を見せて
供養としなければ
そう思って生きねば
やりきれぬ者達に
関東郡代の私が
応えなくてどうする
必ずや復興を
成し遂げねば
どうして
...そう思ってはいるが
希望も途方もない
この景色に時に
怯みそうになる
ふふってくる
って
にげろー!
ふんかだいい
ふんかた
あははは
私達の
この想いは本当に
未来に続く道の上に
あるのだろうか...と
ありますとも
人の想いこそが
道をつくり
営みをつくり
繋がって来たの
ですから
何千年も昔から
はは
お主は時折
神か仏のような
物言いをする
そう切腹だ
独断での
穀物倉開放
税免除
不正弾劾
公儀にとって
諸々の責をまとめて
始末するのに私は
都合が良いのだろう
なあ日々野よ
不思議な
ものだなあ
死ぬこと
それ自体への
恐怖はないのだ
CL-Rensiceの
本当に
恐ろしいのは
道半ばで潰える
この使命
この想い
まだ
為せておらん
何より
私はそれが
恐ろしい
私の生は
皆の役に
立てたか
お主の言うような
未来を繋げたか
意味は
ーあったか
俺は
神じゃあないが
見てきたようには
言える
あなたの為したものは
確かに未来の
この景色に
繋がっていますよ
伊奈様
ベンはしばらく
研究室の同僚が
預かってくれることに
なりました
やあ
よかった
僕はそれが一番
何よりどれより
気掛かりだった
からね
きゃふん
フィールドワークの
大切な相棒だから
離れるのは
寂しいけど...
安心したわ
よしよし
元気でね
ふっ
私も神を
信じたら
救ってもらえるの
かしら
それは
君次第かなあ
大丈夫
時間はあるさ
:冗談ですよ
だって
君の道行きは
まだ
やめて!
君の道行きは
美しいよ
やめない
それ
ほめてます?
もちろん
荒々しくて
あつあつで
沼底のように
どろどろで
それがヒトの
生の意味だと
君は思うんだね
何かを為して死ぬ
僕は僕から
手放すことしか
考えていなかった
から
興味深いよ
そうだ
君に餞別を
渡しに
来たんだった
品川で手に入れた
小山形の珍しい
ちょこれいとだよ
君の道行きに
よく似合う
ああ
これはこちらの
食べ物だからね
安心おしよ
うん
それじゃあ
これで
どうも
はあ...
!
ちょっと待って
ハニさ
また君に
会いたいものだね
おっ
と
元気だな
日々野さん...
本当はこのまま
行こうと
思ってたん
だがね
ミカからの
餞別だ
長寿と
来たかあ
おおお
ミヤミヤ
心配と
精一杯の
意趣返し
こーいうとこ
小僧らしくて
いじましくて
可〜愛いよな〜
血も涙も
...怒りも
あの子にも
みっともない所
見せちゃったな::
出し尽くしても
あなたには全く
届かなかった
わけだけど
...
なあ
淡島さん
俺は
なりたくて
こうなったんだ
え...?
俺のこの身体は
いくらでも差し出せる
老いず
死なず
なんて呪は
けど
あんたの命を救ったり
名を上げる素材には
なれないし
なるつもりもねえよ
あんたみたいに生に
切実なやつにほど
抱えてほしくない
それが俺の
本心
この重荷は
俺だけが
抱えてく
これまでも
これからも
俺が死ぬ時までの
変わらない決意だ
...でも
誰にも話せず
誰にも伝えずに
ひとりきりで
抱えて消えてって
なんだよ
そうすね
それであなたは
...辛くはないの
まあ
私に気を遣われても
って感じでしょう
けど
ふふっ!
...ごめんなさい
それでも私
諦めたくないです
すぐに
追いつきますから
バックミラー
見るのが
こえーなあ
あなた達の
旅に!
ふー...
死ぬんだなあ
私
開いてるし
ふっ
とんだ
神さまの
ほどこしね
お母さんへ
意味とか
理由とか
怖さとか
「自分が死ぬ」って
ことについて
私はあんまり
考えたことなかったなって
思ったよ
「怖いよ」
「私を
助けろよ!
何かを
やりとげることが
「生きる」って
ことなら
「ミツハに会いに
死にに行く」
それが今の私の
生きる理由だから
うん
日々野と一緒に、
私は
先に進んでくよ
じゃ行くか
飛ばそ
飛ばそ!
ご要望にお応えして
一気に伊勢あたりまで
飛ばすぞ〜
え?
第10話/おわり
第11話
どうしちゃったの
...ねえ!
神様って
プリンみたいにも
なるんだなァ
のんきなこと
言ってないで
なんとかしてよ
日々野!
何か言ってよ
ハニ...
なんとかって
なんだよ
ねえ!
人間に忘れられ
神々への挨拶回りで
神気を手放して
いよいよ
姿形も保って
られなくなった
ってのか...?
ハニ...
死んじゃうの?
そんな
黄泉にも
行けずに
ここで?
そうしたら
ミツハとも
会えずに
ハニ待って!
ミカ
ハニが
居なくなったら
私どうしたら
いいの
ハニ!
黄泉まで
一緒に行くって
言ったじゃん!
第11話
うわ
絶望的な図
だな...
食べちゃ
ダメー!!
しーっ
プリンじゃ
ないから!
こら!!
わぶっ
何!?
しっしー!!
これはこれほ
案の定
死にかけているな
!
やあ人間
ご機嫌よう
八咫烏...!?
左様
僕は有名過ぎて
忘れられようがない
地位盤石な神の鳥
八咫烏
ええ
バチバチに
存じております
鳥が
しゃべ...
そこな神とは
旧知でね
黄泉に下るにしても
神気を手放すペースが
早いんじゃない?
と心配した
素戔嗚尊に遣わされ
彼を見舞いに来たのだ
助けられないの!?
これでは黄泉どころか
伊勢にも辿り
着けんぞ
それどころか
荒御魂が肥大し
虚ろな祟り神と
成りかねん
...んですか?
このままじゃ
ハニは...!
「助ける」とは
生かすことか?
それともこの神を
正しく死なせる
ことか?
実に利己的!
明快で好ましい
それは...
生かすこと
今は...
私にとっては
だけど
フム
己がため
そうすれば
我が主の力を借り
神気を少しばかり
補ってやれるだろう
ほんとに!?
浜松の
須佐之男神社まで
連れておいでなさい
ゲルト
何か箱とか
袋とか...
早急に
一刻を争うぞ
問題は
どうやってこれを
運ぶかだが...
あ!
日々野トランクに
エコバッグ
入れてたよね!?
えっ?
詰めるの?
この
扱い
海の向こうが
恋しいかね
聞こえて
いるんだろう?
...
己が何者か考え
覚えていることを
話すんだ
形を保つために
聞こう
君の死出の旅路の
話をね
僕
という神に
ついて
僕」は
いつ生まれたのだろう?
覚えていない
父がついた時には
東北の小さな漁村の
小さな社に祀られる
航海と医薬の神だった
豊漁:安全
健康に長寿
厄除!
人間は僕に
好きに初り
僕はその祈りを
叶えはじない
聞くだけ
それが神の役割だからね
生者の葦原中国と
死者の根の黄泉の国とは
地続きの世界た
人の魂は死ねば肉体を抜け
黄泉に下る
黄泉に移動する
死というのは
その程度のことだ
だから人間が
死や死別に
穢れや恐れを抱いて
神に縋る意味がが
僕には理解じ難かったんだ
死の不安を
遠ざけるため
山に願う
海に願う
祖霊に祈る
死を受け入れた
生きてゆくために
願う
祈る
理解し難い
それゆえに
僕は愛おしく思う
死出の道行きを
興味深く思う
ミツハに会いに
死にに行く!
「死者に会いたい」
そう願う人々の
道行きも沢山
見てきたよ
ミカくんの願いはそんな
ごくありふれたもの
だったはずなのだけど
...どうしてかな
「叶えてやろう」と思ったんだ
人々に忘れられ
僕自身も死が身近に
迫っていたから
共感?
いやあまさか
旅は賑やかなほうが
楽しいだろう?
それだけさ
それだけ
だったのさ
旅を始めて
間もなく僕は
死と向き合い
死を受け入れ
死に抗う人達を
見た
その人達に対して
心を揺さぶられる
ミカくんの姿も
それは
祀られていた頃
散々見慣れた
光景
だったんだけれど
僕はこのまま
己の死を
受け容れていいのか?
神気を手放し
穏やかになるはずの
僕の内の神域が
ざわつく
疑問
感じたことのない痛み
これは
言葉に表せない
焦燥感!
...痛むのは何処だ?
これは
なんだ?
僕にも
為すべきことが
あったのでは?
名を失って
その所為で僕は
何かを
為すべきだった何かを
忘れて
いるのでは
大切な
忘れたくなかった
何かを
君は:
どこかで
会ったかなあ
すまないね...
僕には名乗る
名も無くて
おっと
黄泉に
行くところなんだ
正しく
死ぬために
ああ...
神も死ぬんだよ
ヒトと
同じようにね
......!
俺も行く
え?
黄泉の国
足元の覚束無い
神さまを放置ってのも
気が引けるしな
出逢ったご縁だ
同伴してやろうじゃ
ないか
君
僕が神だと
疑わないんだねぇ
あ〜...?
まあ俺も
人ならざる者
みたいなもんだし
そこはすんなり
っつうか
ふうん?
いいけど
日々野大和だ
俺があんたの
最期を
見届けてやるよ
俺もちょうど
そろそろ死にだいなあと
思ってたとこなんだ!!
で...??
!!!
ミカくん
ハニ!
元気!?
「真名」か
左様
名を呼ぶことで
神を形作る
核の輪郭を
現世に引き寄せた
ああ
よかった...!
「真名」とはすなわち
神の有り様
そのものなのだ
運命の人
なんだって?
日々野くん
気がついたの
だけれど
君の探す
「運命の人」とは
僕なのでは
ないかい?
ヒラエスは旅路の果て2"おわり
とってては
旅路の果て
第3巻へっっく...
700
高天原出身の
3〜600
医薬と航海とお酒の神
音楽に興味あり
ケルト音楽もEDMがお気に入りだよ
日々野のスマホ
お物は
ヒレヤーのお気に入りだよ
もう1台
かうか。
よく
あぶた
やっ
他
なんでもない
なんでもおいしくおいただ
おいしくいただくよ
いみなど
ありませんとも
うわーーー
では...でいただけると
作画スタッフ
いや...神代きぃでは
3Dバイモデル制作コレーニュース
北野弘務は
「RayYard」
http://ruddersskuran
くっついてお昼寝
したいから
そばにいます
ごはんを
くれるから
神を求めな犬にとって「あえんぞくれるから
僕は何の意味が
あるのかしら
あそんでくれるから
恐らねぇ堂の夢大好きじゃなかったのか
豊田愛太郎は(St-福集室)取材協力
取材協力
取材協力北室美由紀さま(これ-編集第)制作に関わる
制作に関わる読んでください
制作に関わる読んでくださすべての皆さんがどう!
読んだくださすべての皆々様おりがとう!ありがらございます!
ありがとうございます!!
いみがなくても
あなたが何者でも
(3)巻も楽しんで
頂けますようにー!
鎌谷他帝
ですかっ?
ところでそれ
たべないんですか?
たべないやつ
べンくん...!
☆この物語はフィクションです。実在の人物・団体・出来事などとは、
一切関係ありません。
コミックス発売当時のまま掲載しています。
滋取録されている内容は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、
ヒラエスは旅路の果て(2)
著
発行者
発行所
2021年11月1日発行(0)
鎌谷悠希
©鎌谷悠希/講談社
森田浩章
株式会社-講談社
〒112-8001
東京都文京区音羽2・1221
KODANSHA