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OKAMOTOLYNN
岡本倫
★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
BRYNEHIDRINTwitterNass
あなたは
す。実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません。
村上?
あんた...
何してん
のや?
カズミ
.....
別におれは
何も
やましいことは
していない
この子が
マキナに
連れ去られた
黒羽の居場所を
知ってる
みたいなんだ
は?
なんやて?
ああ
カズミは
この子に見覚えは
ないのか?
この子が?
いや
あるか?
...
ヴィンガルフに
いたわけじゃ
ないのか?
名前は?
教えて
くれないんだ
ヴィンガルフの
場所を
知ってるらしいけど
魔法使いでも
ないみたいだし...
もういい
行く
カズミ!!
極黒のブリユンヒルデの
えっ
あっ!!
詳しい話は
綾でする!!
ちょっと
待て!!
村上!?
...
何なんや
あいつ...
さぁ...
一体
どうしたんだ?
あんた
バカでしょ?
わから
ないの?
巻き込むなと
言うことか
あの子たちに
ヴィンガルフの
ことを
話すなんて
あんたの
目的は何?
...
そうよ
あんた
ホントに
わかってる?
クロネコちゃんを
助けることじゃ
ないの?
敵がどんな
相手かって
目的のために
人類を
滅ぼそうとする
相手よ
...
なんでそこで
喩えがちょっと
かわいく
なるんだよ..
極黒のブリュンヒル
なのに
あんたは...
ヴィンガルフにとって
あんた一人の
命なんて
カモミール一葉ほどの
価値もないの
私の正体を
明かすことを
優先して
カズミや和菜を
巻き込もうとした
彼女たちをまた
ヴィンガルフの
モルモットとして
殺させるつもり?
そうだな
...
アフロの
言うとおりだ
浅はか
だった
素直で
よろしい
私は
あんたが
ヴィンガルフで
クロネコちゃんを
助けるのを
手伝ってあげる
だから
もうこれ以上
私のことを
詮索しないで
私のいうことが
ウソだった時
以外はね
けどお前...
.....
わかったよ
女神じゃないくせに
女神気取りなことは
ウソに入らないのか?
入らない!!
私は女神
だもの!!
それじゃ...
接待の
続きしてよ
は?
だから何で
今接待
なんだよ?
だって
良太...
あなた
どうせすぐ
死ぬもの
...
さっきも
言ったでしょ?
無事
帰って来られる
確率なんて
ほとんどOなのよ
それでも良太は
クロネコちゃんを
見捨てることは
出来ないんでしょ?
...
そうだ
だから
報酬は
先払い
今じゃなかったら
いつもてなして
くれるのよ?
......
大丈夫
だよ
私は最期まで
付き合って
あげるから
...
アフロ
お前..
おかしいだろ
......
なんで
今日初めて会った
お前が
そこまで...
詮索しない
約束をした
ばかりか...
つまりたぶん
今日初めて
会った訳じゃ
ないということだ
!?
でもおれは
この子のことを
覚えていない!!
そんなことか...
ひょっとして
おれが
今のように
見たものを
忘れなくなったのは
極黒のブリユンヒルデの
あの時
クロネコと
崖から落ちた
あのとき
からだ...
それ以前のことは
そんなに覚えて
いない...
というより
むしろ
クロネコのこと
以外の全てを
忘れてしまった
ような...
まさか
こいつは
くそ!!
まだ
クロネコと
一緒にいたころの
おれを知って
いるのか?
思い
出せない
なんて!!
宇宙人に
会いに
行きましょう
ねぇ
良太
宇宙人は
本当にいるよ
だって私
会ったこと
あるから
宇宙人に
その前にほら
私を
もてなしてよ
甘い物を
食べさせて!!
だったら
これ食えよ
ブリュンヒルデの
極黒
いやぁ!!
...
なんなんだ
お前は...
甘い物が好きな
ところといい
所々
エキセントリックな
ところといい
どう見ても
魔法使い
なんだけど..
どうして
ハーネストが
ないんだ...
ズキッ
いてっ
いてて
てて...
なんだ
こりゃ?
あたたただ
たた...
あー...
こりゃ本格的に
時間がない
みたいね...
ブリュンヒルデの
大丈夫?
ああ
大分
落ち着いて
きた
ふぅ...
アフロ
お前さっき..
おれに
時間がないって
言っていたな
あれは
どういう
意味だ?
どういうも
何も...
さっきも
言ったじゃない
良太
あんた
もうすぐ
死ぬもの
寿命で
ん?
えっ?
良太昔
クロネコちゃんと
一緒にダムから
落ちたでしょ?
あの頃あの場所には
ヴィンガルフの
研究所があって
おい!!
気づいた研究員に
あなたたちは
すぐに
救助されたの
そこで
何してる!?
でもその時
あなたたちは
もう...
あのときの
声か...
治療が
出来ないくらい
壊れていた
そしてあんたたちを
救うために
クロネコちゃんは
魔法使いにされて
そのときに
得たのが
良太の。忘れない。
記憶の能力
良太も
作り替えられた
.....
作り替え
られた?
そう
だから
その後遺症で
良太の
寿命は短い
順調なら
もうほちぼち
死ぬわ
.....
まさかおれも
孵卵するのか?
いや...
そんなわけが
ない
おれに
ハーネスト
なんてない
ちょっと
待て
それだと説明が
付かないことが
ある
だったら
どうして...
それは
聞かない方が
いい
おれは
クロネコのように
研究所で
隔離されずに
解放されたんだ?
...
どうして?
聞いたらきっと
すぐに
死にたくなるもの
どっちにしろ
ヴィンガルフへ
行けば
全てがわかるよ
自分探しは
自分でやって
...
おれが...
作られた
人間?
もう寿命で
すぐ死ぬ?
ざわ
死ぬ...
ねえ!
次は何をして
私をもてなして
くれるの!?
ブリュンヒルデの
板里
はぁ!?
お前さ...
無神経に
もうすぐ死ぬって
あっさり言われて
どんな気分で
お前を
もてなせるんだよ...
それじゃ
行きましょうか
ヴィンガルフに
でもその前に
作戦を
立てないとね
えー...
ダメなの?
チェッ
うちで
いいのか?
うちが
いい
今日は誰も
いないん
でしょ?
それじゃ
っと
そう
だけど...
なんか
地図ある?
地図帳とかで
いい
あるよ
この辺
ここに
ヴィンガルフが
ある
...
ただの
山の中
じゃないか
山の中よ
ここから
案外近いな...
そりゃ
そうか...
黒羽たちが
輸送中の事故で
逃げ出して
たとり着いたのが
この近辺なんだから
ちゃんと
メモっといて
あ
ああ
別に
メモらなくても
忘れないん
だけどな...
それで
こんな山の中に
どうやって
行くんだ?
道も何も
ないじゃないか
地図には
載ってないけど
一本だけ道があって
車で行ける
あとはヘリね
ただ
山中は全体を
監視している
わけじゃないから
でも道も空も
当然監視されて
いるから
近づけない
山を走破すれば
近くまで
たどり着ける
徒歩で
丸2日
かかるけど
くそっ!!
はぁ?
2日...?
無茶言うなよ
おれ山登りなんて
小学校の遠足以来
したことないぞ..
...
でも行くしか
ないのか...
なんでうちには
瞬間移動の
魔法使いが
いないんだ!!
ホントにわ
そして
ヴィンガルフ
内部への侵入は
やっぱり
カズミに頼るしか
ないかな
カズミに?
あの子は
Sクラスの
魔法使いに
相当する力を
持ってる
本気になれば
ヴィンガルフにいる
操網のセキュリティを
突破して
人のいないドア
一つくらいなら
開けられるわ
.....でも
ヴィンガルフに
続く道は
機械警備だけじゃなく
通行する人や車に
直接見られる
危険があるから
やっぱり
そこまでは
山の中を歩くしか
ないのか
そういうこと
結局カズミを
巻き込んで
しまう...
うん
でも彼女自身は
安全な場所から
攻撃できるからさ
良太に
頼られたら
喜ぶと思うよ
.....
うっ...
ぐあっ!!
痛た
たた!!
うっ...
なんだ...
さっきよりも
頭痛が
ひどく...
うっ...
しまった
なぁ...
思った以上に
時間が
なかったのね
良太
やっぱりあんた
間に合わないわ
クロネコちゃん
助ける前に
死んじゃうっぽい
ブリュンヒルデ
はっ?
...
ふざけんな
お前..
全く
呆れるわ
ホントに
死んで
たまるか...
本当に
しつこい男
とっかくの
クソ!!
なんで
あんたが...!!
相変わらずの
じゃじゃ馬
ぷりだな
アフロディーテ
......
マキナ
......?
マキナ...
...
お前..
黒羽を
どうした?
......
別にどうも
していない
安心して
いい
来い
アフロ
ディーテ
クロネコくんは
こっちで元気に
楽しんでるさ
わかってる
だろ?
ぼくが本当に
好きなのは
お前だけ
だってこと
放せ!!
それは
残念ね!!
私がこの世で
一番嫌いな物質は
あんたよ!!
死ね!!!
そうか...
わかったぞ
お前が
アフロディーテの
心を奪ったんだな?
...
はぁ?
違う!!
こいつは
関係ない!!
どちらにしろ
こいつはずっと
目障りだったんだ
これだけほくに
気障りな思いをさせて
生きていた
人間なんていない
いい加減に
消えろ
ノフロ!!
興が
そがれた
お前はまた
命拾いしたな
!!
まぁいい
ぼくに
なびかない女は...
どんな絶世の美女でも
この世に生きる
意味はない
マキナ!!
おい
アフロ...
お前は
何だったんだ
?
突然
現れて...
突然死ぬだ
なんて...
それでも...
これだけは
間違いなく
わかる...
お前はただ
ひたすら...
おれを
救おうと
していたんだ...
自分の...
命まで
かけて...!
くそっ!!
MSU.jinu-
初菜!!
えっ
今?
アフロが
マキナに
殺されたんだ!!
今
どこに
いる!?
生き返らせて
くれ!!
天文台だけど...
どうしたのよ
村上くんは
今どこに
いるの?
自分の
家だ!!
だったら
無理よ...
極黒のブリユンヒルデの
ここから
村上くんの家まで
車でどんなに急いでも
30分かかるわよ
私が生き返らせ
られるのは
死んで5分以内だけ
ってこと
知ってるでしょ?
くそっ!!!
ちょっと...
村上くん
落ち着いてよ
なんでお前らは
瞬間移動の魔法が
使えないんだ!!
一体誰が
死んだって?
だから
アフロ
だよ!!
ちょっ...
ちょっと
待ってよ
村上くん...
アイスクリーム屋の
前でおれの隣にいた
女の子だ!!
さっき見ただろ!!
あのとき
村上くんの隣に
いたのは
男の子でしょ?
知ってる
もう
いい!!
一応魔法使いたちは
なんで
そろいもそろって
役立たずなんだ!!!
アフロ...
すまない...
おれなんかの
ために...
アフロ...
アフロー
......?
ふぅ...
こんな感じで
いいか?
奈波
...
えっ?
こうやって
悲しんで
欲しかったん
だろ?
一応
乗ってやった
けどさ...
...!
いつから
気がついてた?
結構
ついさっき
他に
いるとしたら
あのメモを
見た人間
そんなの泥棒か
おれの頭の
中にいる
奈波しかいない
お前
今日家でおれが
一人でいることを
知ってたじゃないか
そして
カズミや初菜と
会ったときも
あいつらには
お前が
見えてなくて...
そんなこと
知っているのは
おれと
母親だけだ
仕事に行ってる。
夜は帰らない。
さっきのマキナも
お前自身も
お前がおれに
見せてる幻だろ
おれが
隣に座っていた
男の子のことを
話していたと
誤解してるんじゃ
ないかって
気づいたんだ
バレちゃあ
仕方がない
なにが
絶世の美女だよ
なにが絶世の美女だよ
...
あちゃー...
>88
どうも
......
何で
こんなことを
した?
普通の
女の子として
一緒に遊んで
みたかったから
......
あなたと
どうして今
なんだ
そりゃあ...
あなた
もうすぐ
死んじゃうから
それは
本当のこと
...
あなたの
記憶は
ライトワンス
一度見たことは
記憶に深く
刻まれて
消えることはない
でも
人の脳の容量は
決まってる
だから普通は
忘れることで
バランスを取る
なのに
あなたの脳は
忘れることが
出来ない
そして
限度を超えると
機能を
停止するの
つまり...
脳が死ぬ
でも...
この私の記憶が
あなたの記憶の
かなりの容量を
占めている
だから
私の記憶を消せば
あなたはもう少し
長生きが出来る
けど
...!!
目を見ただけじゃ
あなたの記憶は
消せなかった
でも今
あなたの
脳の中から
なら消せる
その代わり...
あなたはもう
私のことを
思い出すことは
ない
本当の
私の死よ
さよなら
ダメだ!!
そんなことは
許さない!!
でも...
そうしないと
クロネコちゃんを
助けられないわよ
だってあなた
もうすぐ
死んじゃうもの
クロネコちゃんを
見殺しにしても
いいの?
...
だとしても
お前の記憶
全部を消す
必要はない!!
お前との
思い出は
残して
おいてくれ!!
少しでも
私のことを
覚えていたら
...
それもいや
少しは悲しい
気持ちに
なるでしょ?
私のことで
誰も悲しませ
たくない
だから
全部消す
ヴィンガルフへ
乗り込むのに
必要なことを
これから話す
忘れないように
メモをして
全て
クロネコちゃんを
助けるためよ
......
.....
NOTEBOOK
うっ...!!
うあっ!!
ぐわぁ
あぁあ!!
もう
時間がない
それじゃ
消すね
あなたと
遊んだ
今日1日
とても
楽しかった
この
思い出が...
永久に
消えてしまうのは
悲しいけど...
仕方ないね
おれは
忘れない!!
おれは...
今まで見た
全てのことを
覚えているんだ
絶対に3令2
緑茶にお前のことを忘れない!!
お前が
何を
したって..
何が
あったって
絶対に
だ!!
絶対おれは
奈波を
忘れない
.....
ありがと
うわっ
うっ...
痛って...
...
あれ?
ん?
おれは今
何をしていて
机に頭を
ぶつけたんだ?
ヴィンガルフ
ノート...?
ampus
NOTEBOOK
でも、これからのサイトでは、
なんだ
これ?
!!
なんだ
これは?
ヴィンガルフの
施設のことが
書いてある...
一体
誰が
こんな物を...?
って...
これ
おれの字だな...
なんだこれ
全然覚えて
ないぞ!!
一体
どういう
ことだ!?
...って
はぁ!?
......
なんだ
この感覚...
気持ち悪い...
見て覚えたら
ノートを燃やせ
奈良のことだけは
絶対忘れるな
奈波のことだ。
...
絶対忘れるな
奈波
だって...?
奈波...
誰だよ
奈波って...
だけど...
これは間違いなく
おれの字だ
このノートに
書いてることが
本当なら
おれはクロネコを
助け出すための
大きな手がかりを
得たことになるけど...
そんな知り合い
1人もいないし...
一体何なんだ...
このノートは:
くそっ!!
このおれが
思い出せない
なんてこと...
絶対忘れよ
...
奈波...
えっ?
なんだ
これ?
『...
ちょっ...
何でおれ
泣いてるんだ?
奈波...
第12章「死が2人をわかつまで
8021番
8023番
8024番
8026番
いた、
フリスト...
おとなしく
私たちの命令に
従うように
なりましたね
うふふ
ふふ
やっぱり
人の人格を
いじって遊ぶのは
楽しいわぁ
躾の
醍醐味ね
ドSだ...
ドSだ...
でも...
命令に
従ってるうちは
まだダメよ
人なんて...
何十年も前に
大学でそういう
実験があったの
えっ?
設定された環境に
簡単に馴染んで
しまうから
くじ引きで決めた
看守役と囚人役の
大学生が
地下に作られた
刑務所で
おのおの役を
演じる
囚人役は
囚人らしく
看守の命令に従い
看守役は
看守らしく
囚人を管理する
そうすると
ほんの数日で
権力を与えられた
君守役は
暴走し始めたの
看守役は囚人役を
独房へ監禁したり
素手でトイレ掃除
させたり
バケツに
排便させたり
好んで囚人に
屈辱感を
与えようとした
しかも看守の役割を
与えられた大学生は
元々の性格に関係なく
残虐性を帯びてしまう
極黒のブリユンヒルデの
ついには
禁止されていた
暴力まで
囚人に振るい始めて
弱者と同じ空間で
強大な権力を
与えられた人間は
理性の歯止めを
失ってしまうのよ
結局2週間を
予定していた実験は
6日で中断された
みかんが
腐って
いるんじゃない
この実験開始から
2週間
フリスト
みかんを
腐らせる
器があるの
フリストの精神が
どうなったか
見てみましょうか
もういい
この実験は
終わりよ
もう誰も
殺さなくていい
人殺しは悪いこと
だからね
そこを
清掃するから
下がってなさい
...
なんだって?
もう殺さなくて
いいのか?
本当にもう
誰も
殺さなくても
いいのか?
ええ
いいわ
もうデータは
十分に
取れたから
......
良かった...
もう...
殺さなくて
いいのか..
良かった
覚醒
失敗ですね
......
清掃に
入りなさい
五十嵐さん
イニシャライザーは
オフのままで
いいんですか?
ああ
小野寺所長の
指示でね
まぁ...
フリストが
他の魔女を
襲うことは
ないから
大丈夫で
しょうけど..
よりによって
問題児の
2026番を
一緒にするなんて...
ねぇ
ちょっと
そこ
どいてよ
邪魔
あ...
ああ...
すまん...
しっかし
まぁよく
殺したわよね
こんなに
沢山
いくら
命令された
からって
人を殺すなんて
信じられない
順番が悪ければ
私も殺される
ところだったわ
ほら
...
貴方が
汚したとこ
全部きれいに
なったわよ
もう
汚さないでね
極黒のブリュンヒルデ0
.....
殺人鬼さん
なんなんだ
お前..
あっ
ははは!!
なに
怖い顔
してるの!?
さっすが
殺人鬼様ね!!
怖い怖い!!
あんた
知ってる
の!?
むかついた
から
殺すの?
みん
...
!!!
...
お前こそ
私が誰だか
知っているのか?
「キキキャ
キャっ
この私に...
キキ
刃向かう
なんて...
来た!!
イニシャライザーを
オンにして
はい!!
ちっ!!
何で
殺させない!?
お前が
殺せ殺せ
言ったんだろ!!
だから
たくさん
殺したんじゃ
ないか!!
なのに...
何がもう
殺さなくて
いいだ!!
私の仕事
なんだ!!
使えない
殺されるしか
能のない魔女を
殺すのが!!
私の仕事を
奪うな!!
.....
さっさと
殺させろ!!
ほらね
はい
一丁上がり
五十嵐さん
一体
小野寺所長は
何のためにフリストを
覚醒しようと
しているんですか?
わかって
いるだろう
君の
セクション外さ
でも私...
もうこれ以上
理由のわからない
人殺しには
耐えられません
もうこの仕事を
続けるのは
無理です
君の任期は
まだ1年
残っている
どちらにしろ
ここからは
出られないよ
どうしてもと
言うのなら
我々の管理下で
独房に入ってもらう
ことになる
それでも
構いません
無意味な
人殺しに
手を貸すよりは...
......
仕方ない
これから
話すことは
絶対他言
するなよ
はぁ...
は...
はい!!
我々が
宇宙人の遺跡を発見し
宇宙人を再生しようと
していることは
知っているな
宇宙人たちは
記憶を共有
しているんだ
巨大な器官に
記憶を
蓄積している
そして遺跡を
研究するうち
宇宙人が地球人とは
明らかに違う生態を
持っていることが
わかった
記憶の
共有?
そのための器官が
エッダさ
この地球の
どこかにあって
宇宙人の記憶を
管理している
小野寺所長は
そのエッダに
アクセスしようと
しているんだ
エッダを古文書とし
宇宙人の膨大な
記憶と情報を
手に入れるためにね
それはつまり
神の知識を得る
ことになる
エッダに
アクセスするために
必要なキーとなるのが
ヴァルキュリアさ
だが
フリストはまだ
覚醒が浅いんだ
本来の
ヴァルキュリアは
もっと強烈な
凶暴性を
持っている
藤崎真子の
ように
だから
小野寺所長は
ヴァルキュリアを
覚醒しようと
していたんだ
人を殺させる
ことによって
本来の凶暴性を
出現させようと
エッダについては
トップシークレット中の
トップシークレットだ
そしてそれは
ようやく
成功した
正直私は
そんな物が本当に
実在するのかさえ
怪しいと思っている
だから
他の人に
知られるわけには
いかないんだ
.....
信用して
ください
私は決して
誰にも
話しません
ああ
実のところ
それについては
心配してない
やれやれ...
全く損な
役回りだ
こちら五十嵐
また自殺だ
清掃班を
回してくれ
「アァイア
ァァァ
お待たせ
しました
またも我々を
待たせる
とは...
申し訳
ありません
ですが
良い報告が
あります
ヴァルキュリアが
完全に覚醒しました
ですが...
これでいつでも
ラグナロクを
始められます
残念です
マキナが
失われた
今となっては
ソーサリアンを
成すことは
出来ません
前にも
言ったはずだ
マキナの喪失は
この計画に
遅滞を
もたらさない
えっ?
リザーブ
だぁ?
既に
リザーブを
用意してある
くそっ!!
一体何なんだ!!
マキナの
リザーブって!!
あいつが死んで
年単位で計画が
遅れると
思ったのに...
他にも
キメラが
いるって
ことか!?
これじゃ
こっちがエッダに
アクセスする前に
ラグナロクを
始められちまう!!
だったら
フリストを
隔離して
おかないと
やべぇぞ
で
リザーブのことは
わかったのか?
今調べさせて
ますよ
...
おっ
出ました
こいつって
...
ピンポール
誰だ
こんな時間に
はい
...
なんだ?
いたずらか?
...
うわ!!
...
対象者を
確保した
こいつが
マキナの
リザーブだ?
.....
黒のブリュンヒルデの
あとは
好きにしろ
はーい
です
ピンポーン
...
いないね
おらへんな
一体村上から
なんて連絡が
あったんや?
アフロって子が
死んだから
すぐ来いって
言われたん
だけど...
電気
消えてるし...
なんだか
村上くんの様子が
おかしかった
のよね...
その後
無線で
呼びかけても
全然出ないし...
おっ
開いた
まずいわね
極黒のブリュンヒルデ0
ちょっと!!
入ろう
出掛けたなら
鍵をかける
はずでしょ?
村上に何か
起こった
んじゃ...
......
村上が
無事かどうか
確認するだけや
私は
村上の彼女やから
勝手に入っても
怒られへんわ
...
そうかなぁ...
村上!!
いる!?
いないね...
ちょっと
見て!!
写真立てが
割れてる...
やっぱり
何か
あったの
かも...
ちょっと
来て
くれや!!
ここが
村上くんの
部屋?
これ
見てくれや!!
ヴィンガルフ
ノート?
えっ?
...
なにこれ?
研究所の
詳細が
書いてある...
なんで村上が
こんな物を
持ってるの?
これって...
おい!!
あんたら
良太の友達か?
えっ!?
あっ...
はい!!
あの
マセガキ...
今日は
帰らないって
言っておいたら
女を連れ込み
やがった...
それで
良太は
どこだ?
...
あっ...
えっと...
その..
村上くんが
いないから
勝手に...
......?
ったく
世も末だな
こんな
小娘どもが
空き葉とは...
ちょー
!!
違う
違う!!
泥棒
じゃない!!
私たち
村上くんと同じ
天文部の
部員です!!
今日村上くんに
呼ばれたのに
玄関が開いたままで
姿が見えないから
心配になって!?
......
はぁ!?
写真立てを
割ったのは
あんたらか?
違います!!
私たちが
来たとき
にはもう...
イヤな
予感がする...
みんな...
元気かなぁ...
ちゃんと学校に
行ってるかなぁ
...
牛車
乗りたかった
なぁ...
もうみんなで
海に行ったり
出来ないの
かな...
私もう...
オムライス
食べられない
のかなぁ...
.....
何これ?
私の楽しい
思い出...
全部に
村上くんが
出てくる...
......
村上くん
...
極黒のブリュンヒルデ0
何か
わかった?
ああ
ヴィンガルフは
そのノートに
書かれている
場所で間違いない
衛星の
データでも
確認できた
昨日の夕方
村上の自宅近辺におった
携帯電話のいくつかが
ヴィンガルフの
場所に向かってる
たぶん
村上を連れ去った
連中の携帯やろう
そんで...
間違いなく
村上は
ヴィンガルフに
連れて行かれた
...
なんで
そんな
ことに...
わからん
ただ私たちが
目的じゃないことは
確かね
ヴィンガルフが
村上に
たどり着けるん
だったら
とっくに
この天文台にも
踏み込まれてる
ひょっとしたら
村上自身が
目的だったのかも
しれない
それで
...
......
私たちは
どうするの?
どうって
聞くんか?
それ
そうね
んじゃ
行きますか
体が
だるい!
薬で
眠らされて
いたのか...?
ここは!!
どこだ
捕まってから
どれだけ
時間が経った!?
一体おれに
何が起きた...
いきなり
襲われて...
誰かが
いつの間にか
家に侵入して
いたのか..
草木と
同じだ
放っておいても
勝手に大きく
なるものだな
.....誰だ
あんたは?
まさか..
父さん...
なのか?
極黒
ブリュンヒルデの
そんな...
弟と一緒に
死んだ
はずじゃ...
マキナは
死んだ
...
ちょっと
待ってくれ
えっ?
一体
なんの話だ?
なんで父さんが
マキナのことを
知っているんだ?
マキナは
コードネームだ
本当の
名前は
村上勇太
お前の弟だ
...
はっ
...!!
ははは
はは...!!
なんで...?
なんでそう
なるんだ?
父さんも勇太も
死んだ
はずだろ!?
マキナが
おれの弟だって?
おれは
悪い夢を見て
いるのか?
まだ薬が
頭から抜けて
いないのか?
ここは
体どこだ!?
父さんは
一体
何なんだ!?
まさか
ヴィンガルフの
関係者なのか!?
神殺しを掲げ...
人を
実験勤物のように
扱い...
魔法使いたちを
蹂躙し...
全人類を
滅ぼそうなんて
考える...
そんな...
そんな
ばかげた組織の
一員なのか!?
私は
ヴィンガルフの
関係者など
ではない
.....
なら
良かった
私こそが
当事者だ
ヴィンガルフを
創設したのは
お前の曾祖父
そして私は
それを統べる
3代目の神祇官
お前には
マキナに代わり
ソーサリアンと
なってもらう
お前は
新人類の
アダムだ
...
あり得ない...
ならば
証拠を見せよう
神祇官様
準備が
整いました
良太
来い
一体
何をする
気だ!?
頼む
はい
うっ...
なんだ?
なっ...
まぶしい...
なんだ...
これ..
彼の名は
ロキ
かつて地球を
支配した
宇宙人の
生き残りだ
私たちが
100年を
かけて再生した
......?
本当に...
宇宙人は実在
したんだ...
クロネコが
言った
とおりに...
彼とお前を
合成する
は?
バカ言うな!!
そんなこと
出来るか!!
簡単だ
ロキにお前を
喰わせる
......
はぁ!?
これはもう
決められた
ことだ
そのために
お前は
生まれてきた
ちょっ!?
.....
落ち着け...
落ち着け...
説明しろ
なぜ
そんなことを
しようとする?
一体
おれたちの一族は
なんなんだ!?
100年
かけたと
言ったな
だったら
相当な理由が
あるはずだ
話せ
おれを
納得させてみろ
...
必要ない
は?
喰われれば
わかる
...
わかるか!!
ヴィンガルフの
目的は神殺し
なんだろ!?
なのになんで
また100年
かけて神を
再生した!?
......
ロキは
神ではない
神を殺して
喰う
神の天敵だ
だから
復活させた
彼を使い
神を滅ぼす
ために
ようやくロキが
ここまで
成長した
あとはお前と
ヴァルキュリアを
ロキに同化させる
だけだ
......
極黒のブリュンヒルデの
ヴァルキュリア
だって?
小野寺所長の
下にいるはずの
ヴァルキュリアが
消息不明に
なっています
しかしまだ
予備がいる
ここに
呼べ
あいた!!!
なさ
いただたた...
何これ
急に..
えっ!?
私の
オムライスは
どこ!?
私の大好きな
オムライス!!!
せっかく
今日のお昼は
オムライス
だったのに!!!
あなたね!?
村上くんと
思い出の
オムライス!!!
わたしから
オムライスを
奪ったのは...
許せない!!
黒羽
......
村上くん...?
どうして..
ここへ...
お前を助けに
うたん
と言いたい
ところ
だけど...
おれも
捕まって
しまった
...
何これ
不思議
22とは
私今...
あなたに会えて
すごくうれしい...
...
黒羽...
黒羽が記憶を
失ってから...
笑っている
ところを
初めて見た..
もう...
会えないと
思っていた
そう?
私はまた
会える
気がしてたよ
これから
お前たち2人を
ロキに喰わせる
...?
その後に
イブと
交配させ...
我が一族の大願
新たな人類
ソーサリアンの
誕生だ
いい加減に
しろ!!
おれは
いい!!
それにふさわしい
理由があるのなら
甘んじて
受け入れてやる!!
父親のあんたが
そのためにおれを
作ったと
いうのなら...
だが黒羽は
関係ない!!
たとえどんな
理由であろうと
黒羽には
絶対手出しを
させない!!
絶対に
だ!!
...
何度も
言わせるな
私はお前を
説得する
つもりなどない
...
うわ!?
...
...
キラキラ...
やめろ!!
黒...
羽...
おい
残さず
キチンと
食べろ
お前..
村上くん...
お願い..
私の
首のボタンを
押して...
佳奈ちゃんに
言われたの...
一番上のボタンを
押したら...
私はすごく
強くなるって..
でも
もう...
でも
お前の封印が
解除される確率は
0.パーセント
しかないんだ!!
手も
動かない...
失敗したら
溶けて死ぬ!!!
バカかおれは...
このままでも
確実に死ぬ...
何を
している
早く喰え
ぐっ...
ごっ...
お願い
およくん...
ひゅうぅぅ
私強くなったら...
ここにいる
悪い人たち
全員やっつけて
やるから..
だから...
ひゃうぅう
ボタンを
押して...
ひゃうぅう
この研究所も
あっという間に
祓壊する
から...
黒羽...
そうだな
どちらにしろ..
どちらに
しろ..
きっとまたすぐ会えるか...
きっとまた
すぐ会えるか...
黒羽!!
黒羽!!
黒羽!!
そんな
...!!
黒羽!!
黒羽!!
奇跡は...
奇跡は二度
起きなかった...
そもそも
エイリアン
たちの前では
魔法は
無力化される
それ用に
作られた
廊女以外はな
ドラシルが
死ぬ前に
早く喰え
うっとね
いいだろう
次は良太
お前だ
...
辛いもの
だな
自分が死ぬべき
理由もないのに
殺される
なんて...
頭のおかしい
父親のために...
滅ぼすべき
神なんて
どこにも
いないのに..
神祇官様
やはり彼も
知っていた方が
よいのでは?
神は
実在する
お前は
神の存在を
信じて
いないのか?
信じて
いない!!
それは
違う
お前が信じて
いないのは
宗教だ
神ではない
は?
世界数多にある
宗教で...
これが神だ
これをあがめろと
言われるから
疑問を
感じるのだろう?
だが宗教は
神をわかりやすく
体系化したもので
私の言う
神の本質ではない
例えば
キリスト像と
ただの岩のどちらかに
小便をかけろと
言われたら
どちらを選ぶ?
えっ?
あえて
キリスト像を
選ぶ者は
いないだろう
では
罰とは
何だ?
神が存在して
いないのなら
罰など下るわけが
ない
信じてもいない
キリスト教の
神であってもだ
罰が
当たりそうだと
いってな
つまり人は
常に意識して
いるのだ
いつもの
目に見えぬ
神の存在を
どんな未開の
ジャングルに住む
部族にも
彼らオリジナルの
神がいる
必ずだ
15世紀に
スペイン船が
上陸するまで
南米大陸には
文字も車輪さえも
なかった
ユーラシア大陸では
紀元前からあるものが
生み出せなかったのだ
車輪さえ
伝わらぬほど
他の社会と
断絶していても
神だけは必ず
存在する
だが
神は遍く
存在した
神は
自然発生
するのだ
それは
人間にとって
必要不可欠な存在
だということだ
科学が進歩し
神の存在を
信じない
人間も出てきた
それでも
人の目のない
ところでは
験を担ぎ
いいことが
あった時と
同じ行動を
とろうとする
罰を恐れ
神に無礼の
ないようにする
だが験など
本当にあったら
それこそ
超常現象だ
人間は常に
神を必要と
している
なぜならそれは
人がそう作られた
からだ
人を創造した
エイリアン
たちによって
そして
エイリアンたちが
滅んでもなお
人類は
その植え付けられた
依存心のために
独立できない
肝心な場面で
神頼みをする
自分たちを
神として
あがめる
ようにと
人間を支配
するために
都合が
いいようにだ
運命などを
信じて
他人任せに
する
人のDNAから
神を消し去らない
限り
人類の幼年期に
終わりは来ない
私はグラーネを使い
神に蝕まれた
今の全人類を滅ぼす
そして新たに
神を必要としない
独立した人類を
繁栄させる
人の心に巣くう
姿なき神を
絶滅させるのだ
ロキが持つ
神を信じぬ心
ヴァルキュリアが
持つ神の魔力
それを私の
DNAを継ぐ
お前と
合成させる
お前が
完全人類の
アダムと
なるのだ
神に依らない
真に独立した
人類として
...
やはりエッダは
機能していたか
これで
村上良太は
死ぬが...
お前の
DNAは
永遠に残る
もう...
キギ、
反駁する
暇もない...
喰え
ガッ!!
痛!!
この
唐変木の前じゃ
魔法が使えない?
確かに
そうね
でも
こいつの内側なら
普通に魔法が
使えることまでは
知らなかった
でしょ
という
みんなの
アイドル
黒羽愛子さん
呼ばれて
飛び出て
華麗に
ふっかーっ!!
おっまた
せーっ
.....
...
......
クロネコ?
...
良太...
なんて顔
してるの?
だって...
もう
会えないかと
思ったから..
ひどい
なぁ...
私
ちゃんと言った
はずだよ
私を
待ってて
って
私
約束は絶対
守るから
ん?
うわ!!
しゅううう
クロネコ!!
なんとか
しろ!!
無理!!
こいつの
そばだと
私魔法が
使えない!!!
あおおああ
おおおぉお!!
だから
...!!
ここから
逃げる!!
おぁおぉおお
おぉお!!
おおぉおあ
おぉお..
なに
こいつ..
なんか
キモい...
ひょっとして
腹が
減ってるのかも
おれも黒羽も
食べ損ねたから...
そういやあんた
さっきから
喰えとしか
言ってないな
ひょっとして
食欲以外の命令は
聞かないんじゃ
ないか?
極黒のブリュンヒル
良太が
お父さんを
なんとかして
は?
その巫女もどきは
ここでも魔法が
使えるけど
出来るのは
移動だけよ
!!
だから
腕力だけの
勝負!!
良太が
お父さんを
なんとか
しなさい
.....
...
父親を殴る
なんて...
考えたことも
なかったけど...
おれは絶対に!!
お前を
殴っていい!!
そこを
どけ!!
神祇官様
箱に警備は
入れません
一旦ここから
避難した方が...
必要ない
良太だけを
牢に移動
させておけ
あっ!
はい!
.....ごめん
気の
失わせ方なんて
わからないから
全力で蹴った
おれも体力に
自信はないが
父親のあんたも
それは同じだろう
だったら
おれの方が
若い分マシだ
そこを
どけ!!
でないと
ホントに殴る!!
ちょっ!?
このドアは
外からロック
されている
私を
倒したところで
逃げられはしない
おとなしく
喰われろ
.....
そうか
今おれを
殺さないって
ことは
生きたまま
このロキに
取り込ませないと
ダメってこと
なんだな?
だったら
誰がお前の
言うこと
なんて
聞くか!!
キャッ!!
クロネコ
お前!!
殺されたく
ないのなら
喰われろ
ヴァル
キュリアは
もう一人いる
そうすれば
こいつの命だけは
助けてやる
こいつは
いつ殺しても
いい
本当だな?
良太!!
!?
こいつ...
やっぱり
腹が
減ってるだけだ!!
!?
...
お前
...!!
クロネコ!!
大丈夫か!?
逃げるぞ!!
だらし
ないなぁ...
せっかく
復活
したのに...
魔法が
使えない
なんて...
痛った...
ダメだ!!
やっぱり
ロックが
かかってる
良太だけでも
逃げて
水槽の中から
外に出られる
かもしれない
あおああぁ
あぁぁあ!!
ふざける
な!!
私は
大丈夫
食べられても
また内側から
破壊してやる
から
...
ああ
そうか
いい
良太!!
良かった..
おれは!!
クロネコを
守れたんだ...
良太!!
勝手に
諦めるな!!
いんだ
全然
これでいい
...
おあぁあ
あぉあああ
えっ!?
お前ら...
なんで...
佳奈!!
初菜!!
おなか
すいた
なんか
食べるもの
ない?
お前たち
一体
どうして..
『ヴィンガルフノート』に
ここの場所が書いて
あったからね
けど
あのノートには
徒歩で2日かかる
って書いて
あっただろ
おれは
そんなに
眠って
いたのか?
違う
歩いて
2日かかる
道のりを走って
半日で
来たのよ
感謝しろ
この
記憶バカ!!
簡単に
捕まり
やがって!!
悪かったよ..
おおぉお
おおおぉお!!
!?
すっこんでろ
化け物!!
カズミが今
コントロールルームに
立て籠って
ここのシステムを
乗っ取ってる
今のところ
フレイヤの介入は
ないみたいだけど
されたらもう
逃げられないわ
すぐ
逃げましょう!!
わかったん
早く!!
カズミ!!
もと来た
エレベーターで
上に戻れや
村上と寧子を
回収した!!
そのフロアには
研究員しか
おらへん
佳奈
初菜
まさかあなたたち
三流魔法使いの
手を借りるなんて
思わなかった
私も
落ちぶれた
もんね
でもまぁ
助かったわ
.....
そういや
記憶がなくなる前の
寧子は
そんな奴だったね
ありがとう
ここ地下
何百メートル
でしょ?
それをこんなに
揺らす力が
あるなんて...
早く
逃げないと
エレベーターが
歪んで
動かなくなる
かもしれない
ダメです!!
ダメです!!
ロキは自我を
失ってます!!
オキオキ、
恐らく
腹を
空かせて
るんだろう
すごい
筋力だ...
ひょっとして
この龕の設計強度を
上回っているんじゃ
ないか?
エサが
なければ
どうにも
ならん
ここは
放棄する
はい!
うわぁあ
あぁぁ!!
ぉおぉおおぉ!!
あおああぁお
あああぁ!!
おがっ...
おがお
おおお!!
がはっ!!
おああ
あああ
あああ!!
ブリュンヒルデの
とっかり
おっと
こいつは
いけねぇな...
腹が
冷えちまうぜ
...
エレベーター
遅いわね...
ホントに
動いてるの?
来た
お前ら
ちょっと
待ってくれ
!?
止まれ!!!
動くな!!
その服
あんた
研究員
でしょ!?
おいおい
おれはお前らの
敵じゃねぇよ
おれも一緒に
地上まで
連れて行っちゃ
くれねぇか?
エレベーターが
戻ってくるまで
持ってなさい!!
まぁそう
堅いこと
言うなって
ちょっと!!!
この非常事態に
エレベーターが
戻ってくる
保証なんて
ねぇだろ
撃つなら
撃っても
いいぜ
丸腰の相手を
撃って
心が痛まねぇの
ならな
乗せてやれ
えっ!?
人助けだ
仕方ない
その代わり
こっちの指示に
従ってもらう
OKOK
ヤキ
なんでも
してやるさ
ねぇ
ねぇ
さっきの
巨人は
一体
なんなの?
ロキって言う...
宇宙人の天敵
だそうだ
黒のブリュンヒルデの
おれとクロネコを
あいつに喰わせる
つもりだったんだ
...
よく意図は
わからないけど...
とりあえす
良かったわね
食べられずに
済んで
エレベーターの
到着。付近の
警備を...
全部どこかに
移動させんと...
?
あかん!!
警備が...!
続々と
エレベーターの
到着口に
集まっとる!!
ん?
フレイヤに
見つかって
もた!!
この感じ
は...
しまった..
なんとかせんと
村上たちが...
まさか
カズミ..
ここに
いるの?
.....
だったら
ご愁傷様
コード
ネーム付きの
私が
日クラスなんかに
二度も負ける
わけには
いかないのよ!!
......
着いた
ドアが
開かない...
.
どういう
こと?
カズミ!!
聞こえる!?
えっ?
.....
さっきの
巨人から
だいぶ離れた
はずなのに...
どうなって
るの!?
まだ魔法が
使えない...
寧子:!!
おかしい
な...
クソッ
やな予感の方が
当たった..
...
なんだか
違和感を感じて
いたんだ
村上!?
研究員という
割には
他人の服のように
サイズが
合っていない
カズミは
さっきのフロアに
研究員しかいないと
言っていたのに..
ただ
それだけじゃ
確信は
持てなかった
でも...
地上に着いたのに
クロネコたちの
魔法がまだ
使えない
ということは
もう間違いない
こいつが
ロキだ!!
おれは
プリュンヒルダを
喰わねぇと
力が使えねぇ
だから
それ以外の奴は
見逃してやろうと
思ってたんだぜ?
なにせ
若い人間は
マズいんだ
喰うなら
熟れた人間に
限る
だが...
ブリュンヒルテ
確かに
腹は減って
たんだ
お前ら
全員喰って
やるよ
デの(完)
YJC
DIGITAL
5月25日は、2016年6月20日に
極黒のブリュンヒルデ
17巻
岡本倫
©岡本倫2016.20l6
初版発行
デジタル版発行-2016年
2016年
発行所・集英社
httpy/twwwstilesshacco.
この作品は、デジタル配信用に再編集を行うったものです
本作品の内容あるいはデータを全部・一部にかかわらず、
無断で複製、改竄、公衆送信(インターネット上への掲載
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